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【#ニャンズテラス #猫のいる暮らし】 兄妹のように仲良し、おいもとももも

2月22日は、猫の日。今年もインスタグラムで人気の猫との暮らしをご紹介。見ているだけで癒される、愛くるしい猫たちの姿をお届けします。

24.02.22 UPDATEtext by Hitomi Takano

2月22日は、猫の日です。今年も#ニャンズテラスと題して、インスタグラムで人気の猫との暮らしをご紹介します。今回は @oimo210さん こと、新井さんにお話を伺います。推定5歳のおいも(通称笹かま・オス)と推定4歳のももも(シャム三毛・メス)、兄妹のように仲良しの2匹と暮らす新井さん家族。時々、保護猫の預かりボランティアもしながら、猫との暮らしを楽しんでいます。2匹を迎えたエピソードや日々の暮らし、ボランティアの様子などについて伺いました。

一緒に寝ているおいも(右)とももも(左)

ミルクティーのような淡い毛色がかわいい 2匹との出会い

―おいもともももとの出会いを教えてください。

新井さん

私も主人も実家で猫を飼っていたので、いつか迎えたいなと思っていたんです。息子が自分でお世話できる年齢になるのを待って迎えようと考えていました。小学1年生になってそろそろ…と思っていたところ、インスタグラムでフォローしていたアカウントの「里親を募集しています」というストーリーズにピンときて、メッセージを送ったんです。すぐに会う約束をして出会ったのがおいもです。

もももを迎えたのは、それから半年後くらいです。おいもとは東京で出会いましたが、もともとは地方で保護されたそう。やっぱりもう1匹迎えたいと思って同じ保護主さんのところから、飛行機に乗れる生後3ヶ月まで待って、引き取りました。

子猫の頃のおいも(左)とももも(右)。最初は真っ白な子猫から今のミルクティーのような毛色に。「シャム系の猫は、色や柄が変化するのもおもしろいんです」(新井さん)

―兄妹のように仲良く見えますが違うのですね!最初から2匹迎えたいという気持ちがおありでしたか?

新井さん

最初は考えていなかったんですよ。主人の実家では犬や猫など多頭飼いだったので抵抗はなかったようですが、私の実家ではずっと猫1匹だったのでちょっと不安もありました。でも、3人家族だし、1匹だと寂しいかなとも思って。あとは、行き場がない子がいるならば保護してあげたいという気持ちもありました。

―実際に2匹と暮らしていかがでしたか?

新井さん

もうかわいさが無限大です。お世話が大変になるかなと思いましたが、実際はそうでもないと感じました。トイレは一緒に片せばいいし、ご飯も一緒にあげればいいし。それより何より、2匹いると、かわいさが1+1=100になるんです。お互いにグルーミングし合う姿や一緒に寝ている姿を見ると癒されます。これならお留守番も寂しくないかなと安心できました。

―おいもともももの名前の由来について教えてください。

新井さん

昔、実家においもっていう猫がいたんです。姉が1人暮らしをしていたときに近所のおばあさんからもらった子。それから実家の猫になって、21歳まで長生きしたんです。持病も歯が抜けることもなく元気に寿命をまっとうしたかわいい子でした。それにあやかりたいなと思って、おいもと命名しました。

もももは、おいもの妹だから最初「こいも」にしようと思いましたが、なんだか昭和の漫才師みたいだなって(笑)。私のいとこが飼っていた猫が「あわわ」で、3文字並ぶのもかわいいし「おいも」と「ももも」っていうのもしっくりきて。単純に響きで決めました。

臆病で人見知りなおいもと、 自己主張強めなお姫さまのももも

―2匹はどんな性格なのですか?

新井さん

おいもは、人見知りで臆病で、慎重派です。逆に、もももは末っ子の女の子って感じで、私が私がっていう感じ(笑)。主張も強くて主人が大好きで、「撫でて」「ご飯出して」と要求しています。部屋のドアを閉めてリモートで仕事していると、開けて欲しくてドアの前で叫んでいるし。おしゃべりな猫です。場所見知りも、人見知りもしないので、お客様がきてもどんどん近寄っていきます。

おいもは、朝も横に座って私が起きるのをじっと待っていますが、もももは、体を踏みながら横切って行ったり来たり。大きい声で鳴いて起こして朝から賑やか(笑)。それぞれの性格や個性がより際立つのも、2匹と暮らす醍醐味です。

新井家に迎えたばかりのももも(右)と見守るお兄ちゃんのおいも(左)。

―2匹でいるときはどうですか?

新井さん

もももが寝ているところに、おいもが行くことが多いですよ。もももが我が家に来てすぐは、おいもがお世話がしたくて仕方ない様子で。近寄っては怒られていましたが(笑)。まだ子猫だったもももはやんちゃ盛りだったので、おいもに飛びかかっていって賑やかでした。仲良くなって、一緒に寝ているのを見た時は嬉しかったですね。

―息子さんと猫たちも仲良しですよね。インスタグラムでいつも微笑ましいです。

新井さん

おいもは、息子の肩に乗るのが好きなんです。朝、準備している時にランドセルに入るのも好きですがもうすぐ卒業なので、おいものためにランドセルを残しておこうって話しています。

息子も猫たちが大好き。一人っ子だと自分以外の子を気に掛けるという機会がなかなか少ないけれど、猫たちが寒そうにしていたら布団をかけてあげたり、毛布に潜っていると「おいもが寝てます」と踏まないように張り紙をしてくれていたり。そんな姿を見ると、猫たちがいてくれるおかげで、そういう思いやりの気持ちが芽生えたのかなと嬉しくなります。

猫や里親さんの笑顔を見るのが幸せ。 保護猫の預かりボランティアの活動

―保護猫の預かりボランティアもされていますよね。

新井さん

はい、ちょうど先日も里親さんへ送り出したばかりです。先住猫ちゃんとも仲良くできているみたいで安心しました。

預かりボランティアは、おいもともももが来てから1年経たないくらいで始めました。ボランティアをされている方がキャパオーバーで困っていたら預かっています。黒猫とキジトラの兄弟2匹を預かったのが最初。1回うまくいくとハードルが下がって、以来自分のできる範囲のペースで活動しています。

ボランティアで預かった仔猫たち。仔猫のお世話をするおいも。

―預かった子たちに対して、おいもともももの様子はどうですか?

新井さん

もももは、基本的にほかの猫と関わりたくないから興味を示さないけど(笑)、おいもは仔猫なら寛容です。ビビリな子なので、大きな子にはドキドキしちゃうみたいだけど。

ご主人に懐く預かり中の仔猫たち。「え?!パパのことを母猫だと思ってる?って、見た瞬間笑っちゃいました」(新井さん)

―預かった仔猫たちが、ご主人に懐いている様子がかわいくておもしろいです。

新井さん

そうなんです。主人は猫に対してまったく構わない人で、あちらから寄ってくるのをひたすら待てる人。以前預かった茶トラの仔猫たちも、主人を母猫と思っているかのような懐き方でした(笑)。

―ボランティアをしていていかがですか?送り出す時は寂しくなりませんか?

新井さん

寂しくはならないんですよね。薄情に感じるかもしれないけど、うちの子はうちの子、預かる子は預かる子で感覚が違う気がします。どちらかというと、里親さんの元で楽しそうにしていたり、里親さんが嬉しそうにしていたりするとホッとしますし嬉しいです。届ける嬉しさ、苦労が報われる喜びの方が大きいかもしれません。

片手に乗るくらいのサイズの子猫の時期ってとても短いですよね。そんなかわいい時期の仔猫をお世話できるなんてすごく幸せなボランティアだなと思うし、仔猫好きにはたまらない時間。ですが、仔猫は体調を崩しやすかったり、虫がいたら駆虫したり、費用もかかるし命を預かることは簡単ではありません。それでも、やる人がいないと生きていない子たちもたくさんいるから、1匹でも多く行き場のない猫の幸せに繋がればと思っています。

―かわいいだけでは続けられないボランティアだと思いますが、1匹でも多く幸せになってもらいたいですよね。最後に、猫たちが居てよかったと思う瞬間を教えてください。

新井さん

おいもを迎えたのが2月10日、丸5年経ちました。居てくれるだけで癒されますよね。こんなにかわいい子たちがうちにいるなんて。もういないことが考えられないですね。生き物と暮らすというのは、良いことしかないなと日々感じています。言葉が通じないこの子たちが、ちゃんと幸せに過ごせているかなといつも考えています。

猫たちがいなかったときに夫婦でなんの話をしていたかわからないくらい(笑)。家族の会話も増えますし、家族の幸せの中で猫たちが占める割合が大きすぎるくらいです。

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