MENU

探す

アイテムカテゴリーから探す

Makeup lesson_80

モードとカジュアルのMIXコーデに似合うワントーンメイク

2023.06.12

先端のトレンドを踏まえつつ、カジュアルっぽさもさりげなく取り入れたい。INDIVIから人気のクロップドテーラージレのセットアップをモードとカジュアルの良いトコ取りで上手に着こなしてくれたのはファッションコーディネーターの佐藤匠さん。
「きちんと感があるけど、肩の力が入りすぎていないようなコーデが好き」というファッションに対してヘアメイクは至ってシンプル。「メイクは目元にインパクトを持たせたブラウンメイクを中心に。ファッションの延長線上にメイクがあるように心掛けているので、色や素材を合わせるようにしています」。
抜け感のあるイマドキのブラウンメイクを教えてもらいました。

PROFILE

お話を聞いたのは・・・
佐藤 匠さん

ファッションコーディネーター。ファッション商業施設で7年ほど勤務したのち、独立。現在はファッションの企画からPR、執筆まで幅広く活躍中。
Instagram

Q:普段はどのようなコーデが多いですか?

「モードとカジュアルのMIXコーデが好きで、パンツルックが多いですね。自分の体型に合うパンツをいつも探しています(笑)。黒やネイビー、白、ベージュなどスタイリッシュな色や質感を選ぶことが多いです」(佐藤さん)。

Q:ヘアメイクで心掛けていることは?

「服に合わせたカラーを選ぶようにしていたら自然とブラウンメイクに落ち着きました。目元を中心にしたメイクで、ポイントはまつげ。まつげ下地・マスカラ・アイラッシュカーラーの3セットは欠かせません」(佐藤さん)。

温かみと涼しげをMIXした
夏仕様のブラウンメイク

これからの季節はメイクでも涼しげな印象を演出する一方で、肌の血色感も残したい。「両方のニーズを叶えてくれるのがブラウンメイク。 “今年らしさ”をプラスするなら、細かなパールやラメなどが入ったアイカラーを選ぶと目元に抜け感が出ます」。
チーク&リップは肌色に合わせたなじみカラーをチョイス。「内側からじゅわっとにじむような血色感をプラスしています。ヴィセのネンマクフェイク ルージュ OR250はディープなテラコッタオレンジ。口元が華やかになります」(佐藤さん)。

メイクの要となるアイメイクから。ボビイ ブラウンのアイシャドウとハイライティング パウダーがセットになった限定パレットを使用。「持っているだけで気分が上がるパレット。セットされているブラウンも普段使いしやすいカラーですね。今回はウォームグロウのセットの中から3色使いました」(佐藤さん)。
右上のブラウンをまぶた全体に塗った後、左下のライトブラウンを二重幅に重ね塗り。「2色目のライトブラウンは指でニュアンスを確かめながら塗っています」(佐藤さん)。

右側の真ん中のブラウンをアイライナー代わりに。「まつげの生え際に沿うように重ねると奥行きが出ます。細かく刻むように描くのがポイントです。最後はぼかしてなじませて」(佐藤さん)。

アイメイクを80%仕上げたらマスカラを。「アイメイクのポイントに欠かせないのがまつげメイク。マスカラベースとマスカラ、そしてアイラッシュカーラーで根元から毛先までしっかり上げています。中でも欠かせないのはマスカラベース。いろいろなマスカラベースを使いましたが、エレガンスは秀逸。もう何本もリピ買いしているアイテムです」(佐藤さん)。

カールラッシュ フィクサー ¥3,300/エレガンス コスメティックス

マスカラベースの後はブラックのマスカラをたっぷりと。「マスカラはブラックやダークブラウンでしっかり締めています」(佐藤さん)。

ここで再度ボビイ ブラウンのブラウンを。「最初に使った右上のライトブラウンを下まぶたの目尻から目頭に向かって2/3くらいまでラインを描き、さらに目尻部分に右真ん中のブラウンを重ね塗りしてインパクトを持たせました」(佐藤さん)。

最後はエテュセのリキッドアイライナーで仕上げ。「グロウグレージュ(01)は濡れたような透明感のあるツヤを叶えて印象的な目元に。パールも入ったスケ感が今っぽいですね。目尻から5ミリほど延長線上に延ばして描いています」(佐藤さん)。

続いてアイブロウメイクを。OSAJIのアイブロウパウダー02を使用。「まゆげパーマをしているので、まゆげの薄いところや気になるところの形を整える感じで。右側のブラウンを眉全体になじませてからコームで形を整えます」(佐藤さん)。

RMKの透明ジェルマスカラを。「自眉毛を活かした透明タイプを選びました。ツヤを出しながら毛流れをしっかりホールドしてくれます」(佐藤さん)。

仕上げのチーク&リップは
内側からの血色感を演出

「肌がきれいに見えるようにチークとリップは温かみのあるカラーを選ぶことが多い」と佐藤さん。チークはボビイ ブラウンのマルチアイテムを。「チークにもリップにも使えるマルチアイテム。自然な赤みのあるローズ(42)を選びました」(佐藤さん)。

頬の高い位置から髪の生え際に向かって横長にぽんぽんとなじませて。「発色が良いので少しずつ足しながら内側からじゅわっとにじむ血色感を作りました」(佐藤さん)。

こっくりとしたテラコッタオレンジを唇全体に。「濡れたような質感とぽってりとした立体感のある唇に」(佐藤さん)。

  • photo/Yoshihito Muraki
  • text/Mayumi Hasegawa
表示モード
スマートフォン  |  PC