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22.10.10

レミパンで "ちゃちゃっと" 簡単料理

和田明日香さんに教わる
ちゃちゃっと料理

食育インストラクターの資格を活かした料理家としての活動をはじめ、オリジナルレシピの紹介、テレビ番組やCM出演など、多岐にわたり活躍する和田明日香さん。料理経験ゼロから料理家への道をスタートした話や、お姑さんである料理愛好家・平野レミさんとの逸話など、愉快なエピソードを交えながら、レミパンを使ってできる簡単で美味しい料理を教えてもらいました。

和田明日香さんに料理家を目指したきっかけを尋ねると、意外な答えが返ってきました。「料理家になるつもりは、まったくなかったんです。できなさすぎて、料理自体に興味がなかったくらい。でも結婚したら夫の母親が料理愛好家の平野レミさんだったので、さすがにできるようにならないとマズいと感じて、それでやっと始めました」

結婚後、子どももすぐ授かり、子どもを育てていくためには自分の目で選んだ食材で、自分が安心できる料理を食べさせたいと、料理をする機会が増えました。いざやってみたら楽しくて、「どうしてこんな楽しいことを今までやってこなかったんだろう」と感じたと言います。
でも当時は、レミさんに料理を食べてもらうことがすごく嫌で、「死んだらお墓に備えておくので、それで勘弁してください」と思っていたそう。「ただでさえ義理の母だし、相手はプロだし、わたしはやっと料理を始めたくらいなのに、わたしなんかの料理を食べさせることはできない!と逃げていました」
しかし、明日香さんの思いに反して〝レミさんに料理を食べてもらう〟という、レミさんとのテレビ番組共演オファーが絶えません。「何度も何度もお断りしたんですが、やっぱりみなさん考えることは同じで、四方八方からお願いされたので、じゃあもうどこかで覚悟を決めなくちゃいけないと。ストレスが溜まるとすぐ体に出るんですが、両目にものもらいを作りながら取り組みました」

初めて出演した番組で、明日香さんは実家でお母様がよく作ってくれていた煮物を披露しました。「これで認められなかったら、わたしのせいじゃない、母のせいだって、傷ついたときの保険まで用意しました」と笑います。「その煮物をレミさんに食べてもらったら『すごくいいベロしてるじゃん!』と言ってくれて。
続けて『人が作ってくれるものってこんなに美味しいんだね!』と言ってくれたんです。レミさんは、今まで人に料理を作ってきた人生で、作ってもらうことが少なかったんですよね。そう思ったら急に『わたしが食べさせてあげなきゃ』という気持ちになって、食べてもらうことも平気になりました」
その出来事をきっかけに『レミさんが認めてくれてるんだから大丈夫』と、その後の仕事も躊躇なく受けられるようになったそうです。とは言え、料理歴ゼロでスタートした身。なにか説得力を持たなければと、自身で食育インストラクターの資格を取得しました。

「本当に最初は、何がわからないかすらわからなかった」という明日香さん。〝大根の皮をむく〟とレシピには書いてあるけれど、どこまでが皮なのかわからない。そんな状態で、プロのレミさんに料理の仕方を教えてもらうのは、失礼にあたるのではと感じていました。ずっと何も聞けないままでしたが、ある程度自分でも作る料理が美味しいと思えてきたころ、ようやく「自分はまったく料理ができなかった」とレミさんに告白します。「貝も採れた時の大きさによって、シジミやアサリに振り分けられていると思っていたし、キャベツもレタスも同じ葉っぱだと思っていたくらい、料理に関心がなかったことを伝えたら『そんな人間いるんだ!』って笑ってくれて。大根の皮も、『むきたきゃむけばいいし、むかなくたっていい』って、想像の上をいく答えが返ってきました」。レミさんの柔軟な発想が、明日香さんの料理に対するハードルを、ぐっと下げてくれました。

そんな明日香さんが教えてくれたのが、簡単・楽チン・美味しい3品。「お湯を沸かすのって、意外と時間がかかるじゃないですか。ひとつ茹でるごとに流してしまうと、また一から鍋に水を張り直さないといけない。何気に時間も手間もかかる面倒くさい作業だと思うので、一度に下湯でができてしまう料理を考えました」と、すぼらな人にほど刺さる、うれしい逸品です。

○豚しゃぶのねぎだれ和え

<作り方>

①レミパンミニに、米油、みじん切りにした長ネギとにんにくを入れて中弱火にかける。
 じっくり炒めてネギの香りを油にうつしたら、醤油、鶏がらスープの素、少量の酢で味付け。
②レミパンプラスにたっぷりお湯を沸かす。
③ストレーナーにもやしを入れてさっと茹で、ザルにあげて水気をきる。
④火を止めて、20秒数え、お湯の温度を下げてから豚肉を加えて茹でる。
 ※お湯の温度を下げることで、肉は固くならずしっとりのまま、臭みを落とせます。
⑤茹で上がった豚肉の水気を切り、ボウルに移してねぎだれを和える。
⑥皿にもやし、豚肉を盛り付けてできあがり。彩りに小ねぎを切ってトッピング。

○春菊のおひたし

<作り方>

①レミパンミニに、水、醤油、みりん、袋ごともんで細かくした鰹節を入れて火にかけ
 沸騰したら火を止めてそのまま冷ます。
②レミパンプラスにたっぷりお湯を沸かす。
③春菊の葉の方を持ち、茎の部分をお湯に沈めてそのまま30秒。
④葉の方も沈めてさらに15秒。ザルにあげて、冷たい水にさらし、よく絞る。
⑤春菊をざく切りして、冷めたつゆにひたす。

○長芋ソテー青海苔まみれ

<作り方>

①長芋はよく洗い、皮ごと食べやすい大きさに切る。
②レミパンワイドに、底から1cm程度まで米油を注ぎ入れ、180度に熱する。
③長芋を加え、皮に焼き色がつくまで揚げ焼き。
④網にあげて油を切り、塩、青海苔を振りかけてまぶす。

remyシリーズの新アイテム、レミパンプラス/レミパンミニ専用のストレーナーを使って料理しました!

脚部は本体一体型で、お手入れも簡単です。 レミパンプラス/レミパンミニの内面に沿った網形状なので、水や油を無駄なくお使い頂けます。
「茹でる」「揚げる」をマルチに使え、軽くて丈夫な網を使用。
レミパンプラス、レミパンミニの内面に沿った網形状の専用ストレーナーは、茹でも揚げもOK。水や油を無駄なく使え、丈夫で手入れも簡単。かゆいところに手が届く、マルチプレイヤー。

Photo:平野太呂
Interview / text:松本昇子

和田明日香さん

食育インストラクター、美容料理研究家、タレント、モデル。料理愛好家の平野レミさんをお姑さんにもち、料理や人生のあれこれを教わっている。著書は『10年かかって地味ごはん。』(主婦の友社)など多数。福岡RKBテレビ『和田明日香の A Recipe』出演中。
https://remy.jp/column/aska

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