25.01.10
みんなの台所
〈レコルト〉の調理家電2品を使った
エダジュンさんのお手軽レシピ
仕事や育児で忙しい人でも、手軽に栄養バランスの取れた食事を作ることができるのが調理家電。〈レコルト〉の調理家電のレシピ監修をしている料理研究家・管理栄養士のエダジュンさんに、実際に使っていただきながら、レシピと道具の使い方のポイントを教えていただきました。

今回使った商品はこちら
・レコルト プレスサンドメーカー プラッド
・レコルト 自動調理ポット



「プレスサンドメーカー プラッド」でつくる、たっぷりキャベツとロースハムのホットサンド
キャベツとロースハムのホットサンド
◎材料
食パン(6枚切り) 2枚
キャベツ(千切り・市販) 100g
ロースハム 6枚
A マヨネーズ…大さじ2、粒マスタード 小さじ2
◎作り方
1.ボウルにキャベツとAを入れて和える。
2.食パンの上にハムを二つ折りにして重ねて並べ、1をのせる。
3.予熱したレコルト プレスサンドメーカー プラッドに2の食パンをセットし、もう一枚のパンをのせたらカバーを閉じて焼く。

▼調理のコツ
・キャベツは水分の少ない市販のカットキャベツを使用した方が手軽で上手に焼きあがります(市販の千切りキャベツの代用として自分で切ったものを使用する場合は、水気をよく切ること)。
・材料はムラなくしっかりと混ぜ合わせるのがポイント。





・パンを押さえながら5段階ハンドルの押せるところまで押してしっかり挟み込む。



2分半たったら、プレスサンドメーカーをオープン。
こんがりと焼きあがったホットサンド、熱々のうちにカットしたら完成です。
※冷凍のパンを使用する際は、少し常温に置いてから作っていただくのをおすすめします。
様子を見ながら、1分程度長く焼いてください(通常は2分半〜3分程度)。




1枚でも焼けるのが嬉しい
三角形に折り込めば1枚でもホットサンドが作れます。パン2枚でつくるホットサンドはちょっと多いなと感じるときにもおすすめです。
ハムとチーズをはさめば、とろけるホットサンドがあっという間に。




▼道具のポイント


「まず‟レコルト プレスサンドメーカー プラッド”はとにかく余熱が早いので、食べたいと思った瞬間に食べられる、時短調理がすごくいいなと思います。直火で焼くと手間もかかるし火加減も難しい。その点‟レコルト プレスサンドメーカー プラッド”は、余熱から焼き上がりまで合わせても5分程度で完成。その手軽さが、ホットサンドを自宅で作るというハードルを、ぐっと下げてくれると思います。「億劫だな」という気持ちより、「いつでも食べられる」というポジティブな気持ちの変化がありますよ。


2つめは、とにかく具材がたくさん入るところがお気に入り。今まではチーズやハムという薄い食材を使うことが多かったのですが、今回のようにキャベツをたくさん入れてもサンドができる、5段階のハンドル調整が優秀。ほかにもハンバーグをまるごと入れてロコモコ風にしたり、アスパラまるごと一本使ったり、大きい具材も入るので、食材をカットするひと手間が省けるのもうれしいですよね。
3つめは焼き目の格子柄がきれいなこと。見た目が美しく焼き色がつくので、テンションが上がります。耳まで美味しく焼けるので、お子さまもきっと喜んで食べてくれると思います」
▼お手入れ方法
コーティングしてあるので、基本的なお手入れは、濡らしたキッチンペーパーなどで拭くだけでOK(熱いうちに拭いたほうが、汚れが落ちやすくなります)。
使ったあとは、コードを本体に巻き付けて、立ててコンパクトに収納できます。
一度、棚などに片づけてしまうと一気に出番が減ってしまう調理家電。さっと手の届くところに置いておくのが◎。




「自動調理ポット」でつくる、なめらかほっこり「かぼちゃのポタージュ」


かぼちゃのポタージュ
◎材料
牛乳 300ml
玉ねぎ(2〜3cm角に切る) 1/4個(50g)
かぼちゃ(皮、種、わたを取り、2〜3cm角に切る) 200g
バター 10g
塩 小さじ1/2
トッピング パセリ(刻む)
◎作り方
1.材料をレシピの上から順に(柔らかいものから)レコルト 自動調理ポットに入れる。
2.蓋を正しい位置で閉め、〈SELECT〉ボタンを押し、〈POTAGE&PASTE〉を選択する。

▼調理のコツ
・かぼちゃは最初にある程度の大きさにカットしてから、皮を削ぐようにすると切りやすくなります(包丁でもピーラーでも可)。
・かぼちゃなどの硬い食材は、入れる大きさがポイント。2~3cm角にカットして入れると失敗なく作れます(具材が大きすぎると刃が回らずエラーになる場合があります。)


・硬い食材が刃にあたらないように、柔らかいものからポットに入れていく(今回は牛乳→玉ねぎ→かぼちゃ→バター、塩の順)
・なめらかに作るには、レシピの水分容量を守ること








▼道具のポイント

「‟レコルト 自動調理ポット”は、とにかくポタージュが優秀。ポタージュを作るとき、まずは材料を切り、加熱し、ハンドブレンダーまたはミキサーで撹拌したあとに濾す、という、4〜5工程がかかります。手間ひまがかかるので、なかなか億劫だと感じることが多かったのですが、材料を入れて1ボタン押すだけでできるので、特に慌ただしい朝などにぴったりだと思います。まずは材料を入れてボタンを押して、‟レコルト 自動調理ポット”が調理しておいてくれる間に運動したり、洗濯や掃除などの家事をする時間に充てたり。しばらくしたらあたたかいスープが出来上がっています。

またポタージュのいいところは、あまり咀嚼しなくてもいいところ。今回のかぼちゃも、固形で食べるとなると、実は結構大変。管理栄養士としても、ポタージュなら美味しく丸ごと栄養も摂れて便利です。離乳食や介護食としてもいいですよね。ポタージュだけでなく、おかゆやパスタソース、ドライカレーまで、幅広くいろんなシーンで使えるので、バリエーション豊富な展開ができるところも、楽しめると思います」
▼お手入れ方法
・お手入れは、水300mlに少しの洗剤を溶かしてクリーンモードをオン。




調理家電をライフスタイルに取り入れて、より快適な毎日を


「料理が苦手だと感じる方が、自炊にトライしやすい環境にしてくれるのが調理家電。火加減や工程を難しく感じても、自動でコントロールしてくれるので、成功が約束されています。家でごはんを作ってみよう!というポジティブな気持ちになりますよ。それから、調理家電を取り入れると、自由な時間を作りやすい。丁寧に家庭料理を作ることはとてもいいと思いますが、どうしても忙しいときがあると思うので、そんな時は家電に頼っていいと思っています。また〈レコルト〉の2品はコンパクトなので、キッチン周りに出しておいても邪魔になりにくい。コンパクト家電は身近なところに置いておいてすぐに使える利便性があります。丁寧に家庭料理を作るとき、調理家電で手軽に作るとき、うまく使い分けながら、料理を楽しんでもらえたらいいなと思います」

調理家電は、調理のプロセスが簡素化され、短時間で料理が完成。焼く、蒸す、煮るなど、多くの調理モードを備えているので、専門的なスキルがなくても、さまざまな料理を一台で作ることができます。調理家電を賢く生活に取り入れ活用し、より豊かで快適なライフスタイルを過ごしてみませんか。

Photo:太田太朗
Interview / text:松本昇子

今回使った道具はこちら



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エダ ジュンさん
1984年、東京生まれ。管理栄養士取得後、株式会社スマイルズ入社。SoupStockTokyoの本部業務に携わり、2013年に料理研究家として独立。「パクチーボーイ」の名義でも活動中。お手軽アジアごはんや、パクチーを使ったレシピが得意。
https://edajun.com/