23.11.24
木村と吉田のコレいいね!
使い勝手の良さと、機能の高さに思わず感動。
ベルギー生まれのサスティナブルなGreenPan。
調理道具オタクとして212K社内でも評判のバイヤー・木村由樹が、「いま全力でオススメしたい」キッチンツールを212Kウェブの編集者・吉田直子にプレゼンするという新企画。第1回はベルギーのブランド「Greenpanグリーンパン」。セラミック ・ノンスティック・クックウェアを発明し、”環境に優しい”製品を提供し続けるグリーンパンならではの魅力をバイヤー木村がとことん語ります。それでは、『木村と吉田のコレいいね!』スタートです。
- 吉田
「グリーンパンってなんでしょう」というところから教えていただきたくて。
- 木村
フッ素樹脂は地球上で分解されない物質で、体に取り込まれると、どんどん蓄積されて、健康に害を及ぼす恐れがあると言われています。そんな素材を使わない、石油系ではなく、天然の素材だけで作ったコーティングでフライパンを作ろうと、2007年にベルギーで立ち上がったブランドが、グリーンパンなんですね。
- 吉田
便利なだけじゃなく、体にいいものを作ろうという試みは本当に素晴らしいですね。
- 木村
そうなんです。
健康に良いのもそうなんですが、さらにコーティングにダイヤモンド粒子を混ぜることによってより強度が上がってこびりつかない加工もしているんですよ。
- 吉田
パッと見た感じも、いわゆるフッ素加工のフライパンとは違いますよね。
- 木村
よく見るとちょっとキラキラしてるのわかりますか?
- 吉田
ほんとだ!!
- 木村
このおかげで、遠赤外線効果で食材をしっかり焼けるんです!
- 吉田
じゃあ、お肉の、鶏肉の皮とかそういうものがパリッと?
- 木村
焼けます!!おすすめは、卵焼きですね、遠赤外線効果で、ふっくら仕上がりますよ。
- 吉田
卵焼きはお弁当にも入れるし、よく作るメニューだからうれしいです!
- 木村
でもグリーンパンは、ひとつ使い方のコツがあって、“余熱してから油を引く”必要があるんです。強火であおり続ける料理などにはあまり向いていなくて、コーティングが痛みやすくなってしまいます。
- 吉田
その余熱は何分くらいやればいいんですか?
- 木村
ほんの1分くらいです。
- 吉田
1分くらいであれば、他の食材の準備をしてたらあっという間ですね!すぐに慣れそうです。
- 木村
フッ素って270度ぐらいで気化し始めちゃうんですけど、グリーンパンの加工は450度まで耐えられるんです。
- 吉田
すごいじゃないですか!
- 木村
なのでグリーンパンは耐熱性が高くて、コーティングが剥がれずらいのが他のフライパンとの違いですね。剥がれてしまったとしても、材料がすべて天然の物なので身体に取り込んでしまっても問題ありません。
- 吉田
じゃあ、世の中のフライパンは全部この加工にした方がいいですね(笑)。
- 木村
フッ素、セラミックとそれぞれの加工の利点があるので、安心やエコをポイントにフライパンを探されている方にはこのグリーンパンも選択肢にぜひ入れて欲しいですね!
- 吉田
安心して長く使えるフライパンなんですね。
- 木村
もうひとつ、このグリーンパンフェザーウェイトがかなりオススメなんです!
- 吉田
なんかとっても重厚そうですね。
- 木村
鋳物の鍋って美味しく出来るんですけど、やっぱり重くて使うのためらう時あるじゃないですか?このフェザーウェイトはアルミでできてるので、すっごく軽いんです。
持ってみてください。
- 吉田
すごい軽い!!ちょっとびっくり!!
- 木村
蓋にもちゃんと水蒸気が循環する仕組みも付いていて、重い鋳物鍋と機能は同じなんです。密閉力も高いのでしっかり煮込めるのもおすすめの理由です。
- 吉田
鍋が重いと、よしやるぞ!って気合入れないとですけど、これなら、日々の料理で気軽に使えますね。
- 木村
加工はさっきご紹介したグリーンパンのコーティングなので、遠赤外線効果があります。もちろん煮物も得意なんですけど、食材に焦げ目を付けたい時などに特におすすめです!
- 吉田
手羽先を煮込む時など、焦げ目を付けてからの方が美味しいですもんね。
- 木村
セラミック加工をしているので臭い移りとかも少ないので安心です。
うちは冬の時期、キムチ鍋やった翌日に水炊きやっちゃったりしてます!
- 吉田
それはいい!
ちなみにお米は炊けるんですか?- 木村
3合炊けちゃいます!
- 吉田
お米が炊けて、キムチ鍋から水炊き、焦げ目を生かした料理もできて。グリーンパンのコーティングをしたお鍋って万能ですね。木村さんの話を聞いていたら、がぜん欲しくなりました!
●木村由樹 きむら ゆうき(画像右)
212Kの商品バイヤー。幅広いキッチン道具の知識と料理好きでもあり、お酒を飲みながら料理する時間が至福の時なのだとか。
●吉田直子 よしだ なおこ(画像左)
212KのWEB編集長。雑誌のライターや、冠婚葬祭で使う小物ブランド「シュオ」の活動もしている。
次回は包丁ブランド「グローバル」について深堀します。お楽しみに!
今回使ったGreenpan(グリーンパン)ブランドページはこちら!
グリーンパンに待望のハンドル着脱式タイプ ”クリックシェフシリーズ”が新登場!
Photo:太田太郎