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あの人に聞いた最高の普通な日々。#02

どんな時にもちょうどよく、
暮らしになじんで心地いい。
デッサンのワードローブに込められたのは、
着る人の日常にそっと寄り添い、
余白を描くこと。
さらに今シーズンは
「最高の普通な日々」がテーマ。
ここでは、“何気ない日々が特別である”という
デッサンの想いを体現する、
素敵なあの人の暮らしを
訪ねてみました。
今回は、小林僚生さんと華也野さんです。

interview

小林 僚生さん 自然派ワイン インポーター

小林 華也野さん フローリスト

ワインの輸入販売を行う会社ヴォルテックスで、
自然派ワインのインポーターを務める小林僚生さんと、
フローリストとして活動する華也野さん。
約5年間のフランス生活を終え、
現在も日仏を往来しながらそれぞれ活躍している。

1

日々の感動を全身で感じ、
分かち合うという豊かさ

元プロスカッシュ選手であり、日本チャンピオンにまで上り詰めた小林僚生さん。現在は、幼い頃から通っていたスカッシュクラブで出会ったというヴォルテックスの社長・立野さんのもと、自然派ワインのインポーターとしてナチュラルワインのおいしさや感動を届けている。

「インポーターへ転身後、最初の2年間はワインの生産現場を知るために、フランスの生産者のもとで畑仕事の修行をしていました。それがものすごく心によかったんですよね。毎日朝日を浴び、葉っぱが育っていくのを見て、陽が沈むとともに自分の体や心もいい意味でオフモードになる。その1日のサイクルに体が喜んでいることを感じて、それが美しいと思いました」。

また、僚生さんが日頃から大事にしているのは何気ないできごとの共有だという。「フランスではパルタジェ(共有する・分かち合う)という言葉をよく耳にするのですが、僕も身近にいる大切な人に、楽しい時間やおいしいものを食べた時の感動などを共有することが豊かさにつながっていると思うんです。仕入れたワインを卸す時にも、その魅力をどう伝えるかが重要で、自分が感じたことを正直に熱を込めて伝えるようにしています」。

東京・狛江にあるヴィンテージショップを併設したワインバー アンサンテには、僚生さんが卸したナチュラルワインが置かれている。オーナーのゆーみんさんとは、仕事でもプライベートでも頻繁に会う仲だそう。

2

心の声を聞いて、
無理なく健やかに暮らし働く

広告代理店で働いていた華也野さんは、僚生さんから1年遅れで渡仏。もともと興味のあったフローリストの国家資格を取得すべくフランスの専門学校に通い、卒業後はパリの花屋で1年間働いていたそう。

「パリで暮らしてみて、人間らしいコミュニケーションの大切さを知りました。フランス人は本音で話しているからすぐにケンカをするんですけど、愛情表現も欠かさない。お客さんも心から喜び、気に入らなかったら正直に伝えてくれるんです。そういう本気のコミュニケーションが気持ちよくて。それからは私も、飾らず誠実でいることを心がけています」。

帰国後は、依頼があった際に東京都の世田谷市場で花を買い付け、レストランやイベントなどの装花を行っているという華也野さん。「予定を詰め込みすぎると切羽詰まってしまうので、自分らしいペースで働きながら、心地よく過ごせるよう1人の時間を作るようにしています。特に何をするわけでもないんですけど、とにかくのんびりして、好きなものを食べる時間が至福なんです」。

3

フランス・ジュラで経験した、
理想の暮らし

僚生さんがジュラでお世話になった生産者家族との日々や経験が、本人はもちろん、パリで暮らしていた華也野さんの人生観にも影響を与えたという。
「ウイヨン家という素晴らしい一族の家に住まわせてもらい、1年間畑修行をしていました。そこではどんな人も歓迎し、ワインを飲んで楽しい時間を過ごし、いつかまた会おうと話すんです。シンプルなことですが、心に余裕がないとできないことで。自分もそうなりたいと思ったんですよね。親しい人、おいしいワイン、おいしい食事。これさえあれば幸せに生きていける。これから家族が増えるのでお金も最低限必要ですが、ストレスなく生活ができればいいという価値観に変わりました。その分の時間は家族にあてたり、友人と楽しい時間を過ごせたら幸せですね。いずれは田舎で半自給自足の生活をしながら、仕事と生活の心地いいバランスを探りつつ、ジュラのような理想の生活を送りたいです」。

それぞれやりたいことを仕事にしながらも、仕事によって何かを犠牲にするようなことはしない。心に素直に生きることが2人にとっての“最高の普通の日々”へ結びついている。

4

多くのファンを魅了する、
長く愛用できる吊り裏毛のウェア

デッサンのスタンダードとして、ブランド当初から展開している吊り裏毛のパーカと、華也野さんが着用している同素材のカーディガン。和歌山県の工場に世界で唯一現存している“旧式の吊り編み機”で、職人が手間と時間をかけ丁寧に編まれたウェアは、柔らかく伸縮性があり、型崩れしにくいのが特徴だ。

「着心地がいいのはもちろん、ラフさもありながらすっきりと上品なシルエットがお気に入りです。吊り裏毛の程よい厚みと丈夫な素材感は安心感がありますね。肩まわりがスムーズに動き、快適に過ごすことができます」。

あの人に聞いた 最高の普通な日々。
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