太って見える、腰がはっている、脚が短い……
そう、体型のお悩みはつきることがありません。でも、そんなお悩みを解消してくれる服、
つまり、本当に「似合う」服を選べるようになればおしゃれはもっと楽に、もっと楽しくなります。
そこで今回は、生まれ持った骨格をベースに「似合う」を導いてくれる骨格診断を参考にしながら、
お悩み別におすすめアイテムをご紹介します。
スタイリスト/骨格診断アナリスト
雑誌『CanCam』(小学館)を中心に、スタイリストとして活動中。誌面での、華やかでこなれたスタイリングが人気を集めているだけでなく、WEBコンテンツでは原稿も執筆するほか、YouTubeにも出演し、明るくおおらかな人柄とともに支持されている。2021年には骨格診断アナリストの資格を取得。活躍の幅を広げている。
立体的なメリハリ体型 for straight
トータルで見て肉感があり、とくに上半身にボリュームがある場合、引き算コーディネートがおすすめ。上質な素材と シンプルなデザイン、タイト過ぎず、ゆる過ぎないジャストなサイズを組み合わせて。 例えば、ニットならぎゅっと目の詰まったもの、スカートなら膝より下の長めの丈感、パンツならセンタープレス入り などリッチ見えするアイテムが似合います。
Staff coordination
きゃしゃなカーヴィ体型 for wave
トップスは、フリルやタック、ボウタイなど、華やかなデザインで「盛る」ことを意識して。ベルトやハイウエスト ボトムスで、ウエストを高くマークすると、脚長効果も期待できます。プリーツスカートやフレアスカートなど、 ふわっと広がるスカートは、下半身のボリュームをカモフラージュし、立体感も出してくれます。春アウターは コンパクトなタイプやショート丈がベター。
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フレーム感のあるスタイリッシュ体型 for natural
骨格=フレームがしっかりしていると、洋服を「かっこよく」着こなせます。ジャージやリネンなど、ラフで カジュアルな素材がよく似合います。洋服選びのキーワードは、オーバーサイズ、メンズライク、トラッド。また、 思い切って個性的なデザインを選ぶと、スタイリッシュにキマる傾向も。春アウターも、肩が落ちていたり、丈が 長かったりと、ゆったりシルエットがマッチ。
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Styling / Saori Tanabe
Illustration / itabamoe
Photograghs / Tomohiro Kusama(TENT)
Edit&Write /Ayako Suzuki(HRM)