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【連載・番外編】料理研究家・夏井景子さんの"特別な日"のキッチンから vol.9|ひき肉でつくる「クリスマスドリア」レシピ

料理研究家・夏井景子さんによる連載企画。今回は番外編として、クリスマスの“特別な日”に作りたいちょっとがんばる1品をご紹介します。

24.11.28 UPDATEphotos by Norio Kidera text by Hitomi Takano

いつものひき肉をクリスマス仕様に みんな大好きクリームドリア

隔月でお届けしている“特別じゃない日”のキッチンから。第9回目は番外編として、クリスマスに振る舞いたい“特別な日“のレシピをご紹介します。

社内でも冷蔵庫に常備しているという人が多い「ひき肉」。今年のクリスマスメニューはいつもの食材を使って、ドリアはいかがでしょうか?ホワイトソースと聞くとハードルが高く感じてしまいますが、フライパンひとつでできる夏井さんのレシピなら簡単!お味噌を使ったやさしい味のドリアは子どもから大人まで喜んでもらえそう。
 

<材料(3〜4人分)>

・ごぼう      1本
・しめじ      1パック
・ひき肉      200g *今回は合い挽き肉を使用。鶏や豚などでも代用可
・バター      20g
・牛乳       500cc
・薄力粉      30g
・ごはん      300g
・みそ       大さじ1
・塩        小さじ1/3
・コショウ     適量
・ミックスチーズ  適量

<作り方>

1、
ごぼうは縦に2等分したら斜めに薄切りにして、水にさらす。しめじはいしづきを落としてほぐす。玉ねぎは粗みじんにする。
 

2、
フライパンにバターを入れて中火にかける。バターが少し溶けたらひき肉とごぼうを入れ、ひき肉の色が変わってポロポロになるまでしっかりと炒める。
 

3、
2に玉ねぎとしめじを入れて、しんなりとするまで炒める。
 

4、
火を止めて、小麦粉を入れて全体に粉がなじむように混ぜる。
 

5、
粉っぽさがなくなったら中火にかけ、牛乳を1/3ずつ3回に分けて入れる。牛乳を入れて混ぜながらぐつぐつしてきたら牛乳を追加を繰り返して、とろみがつくまで混ぜながら煮込む。
 

6、
とろみがついたら火を止めて、味噌を溶きながら混ぜ合わせたら、塩・コショウで味を調える。
*使用する味噌によって塩分加減が変わるため、塩の量は味見をしながら調整してください。
 

7、
6にごはんを入れて混ぜ合わせる。 
*ごはんは炊き立てでも冷やご飯でもOK。
 

8、
耐熱皿に油(分量外)を薄く塗っておく。
 

9、
7を均等に耐熱皿に盛り付ける。
 

10、
9にミックスチーズをたっぷりと乗せる。
 

11、
オーブンの場合は、200度の予熱で10〜15分、トースターの場合は約10分、こんがりと焼き色がつくまで焼き上げる。
 

12、
あれば仕上げに乾燥パセリをかけて、できあがり。
 

チーズたっぷり熱々のグラタンは、気分を上げてくれますね!クリーミーなドリアが好みであれば、ごはんの量を減らしてもOK。ごはんをマカロニに替えて、マカロニグラタンにしても。
大皿で作ってもいいけれど、ひとり用の器に盛ったドリアもなんだか特別な気分になりますよね!

夏井景子さん

なつい・けいこ/料理研究家。板前の父、料理好きな母の影響で、幼い頃からお菓子作りに興味を持つ。製菓専門学校を卒業後、ベーカリー、カフェ勤務を経て、 2014年から東京・二子玉川の自宅で、季節の野菜を使った少人数制の家庭料理の料理教室を主宰。料理にまつわるコラム執筆、雑誌へのレシピ提供などを行う。 著書に『メモみたいなレシピで作る家庭料理のレシピ帖』(主婦と生活社)。 その他共著『あえ麺100』『ホーローバットで作るバターを使わないお菓子』(共に主婦と生活社)がある。http://natsuikeiko.com/

24.11.28 UPDATE

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