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おしゃれ、そして生き方に“スタイル”のある女性にフォーカスする「My Style is...」のインタビュー編。
ゲストはパーソナルスタイリストの大日方久美子さんです。
どんなに忙しくても笑顔を絶やさず、会うとハッピーに元気になれると評判の大日方さん。
その“ご機嫌”の秘訣は、「リセットタイム」をしっかり取ることなのだとか。
スタイリング紹介ページではお伝えしきれなかった、大日方さんの素顔に迫り、その魅力を紐解いていきます。

  • 大日方さんのリセット方法を教えてください!

    「休日に、海の近くにあるシェアハウスで過ごす時間が、私にとってのリセットタイム。平日のほとんどを東京で過ごし、東京のエネルギッシュでカオスな感じも大好きですが、自然に囲まれて、何もしない時間が肩の力に入ったスイッチをオフにしてくれるんです。シェアハウスでは何もしません(笑)。夏はサーフィンをすることもありますが、犬たちとただただじゃれあったり、シェアメイトと雑談したり。ハンモックに揺られながら本を読んだり。海の近くなので、海以外にも風や砂浜、緑など、自然を肌で感じることができて、自分のちっぽけさを体感できるのも、私にとっては大切なこと。とくに、サーフィンをすると、海にもみくちゃにされて、すっごくかっこ悪い状態になるんです、私(笑)。それでも、そんな風にかっこ悪くてちっぽけな自分を自覚できると、謙虚でいよう、周りにいてくれる人に感謝しようという気持ちが強くなるんですよね。」

  • 毎日、欠かさずにとっているリセットタイムはありますか?

    4頭の犬たちと触れ合う時間を大切にしています。朝起きたら「おはよう」の挨拶をして、お散歩は朝と夕方の2回、一緒に寝ることも。4頭それぞれ性格が違うので、向き合い方もそれぞれ。毎日、新しい発見があって新鮮なんです。4頭を迎え入れた時期や背景もそれぞれ。みんな色々なところから、色々な事情をかかえて我が家に来てくれたのですが、今ではすっかり仲良し。私自身にも色々な気づきを与えてくれました。」

  • 大日方さんはインスタグラムで保護犬のお取り組みをされていますよね?

    「最初に我が家にやってきたのはキャンディ。7年前でした。繁殖犬としての仕事を終えた4歳のキャンディをブリーダーから引き取りました。その後、友人から里親探しのメールが来て引き取ったのが、ジロー。3頭めのヴィヴィアンのときは、一時預かりのつもりだったんです。でも、壮絶な体験をしたヴィヴィアンの心に近づき、人に慣れてくれるまで3〜4か月は必要だなと思って。毎日時間をかけて距離を縮めていったら手放せなくなってしまいました。4頭めのムーちゃんは、保護犬団体からの依頼でトリミングに連れていくだけのはずが、ほんの数時間でヴィヴィアンとびっくりするくらい仲良しに。その姿を見て引き取ることにしました。最近は”一時預かり”に本腰を入れています。たまたま京都にいたときに知った山口県の保護犬、ロウ。そしてキナリ。みんな助けたつもりが、教えてもらうことの方が多いんですよね。自分のペースを押しつけることなく、愛情をたっぷり持って、根気よく相手と向き合うのって、保護犬との関係だけに大切なことではないと思うんです。私一人でできることは目の前の小さなことですが、SNSで伝えると、預かることはできなくても物資や知識をシェアしてくれる方々がいるんです。どんなかたちでも、私が発信したことが、保護犬活動の一歩を踏み出すきっかけになってくれたら、これ以上に嬉しいことはありません。」

  • 常に持ち歩いている、リセットのための三種の神器は?

    香りは心に直結すると実感しているので、美容室AMATAのアロマオイル「アーバン アユールヴェーダ(ブリスチャージ)」を、必ず持ち歩いています。もう愛用し始めて3〜4年経つかな。これを手のひらにつけて深呼吸をすると、緊張感が解け、即リフレッシュできるんです。あとは目薬。この目薬はアメリカに行くと、ドラッグストアに置いてあるぶん、ごそっとまとめ買いしちゃうくらいお気に入り。視界がクリアになり、白目もぱきっと白くなるんです。最後にフリスク。これは先日訪れたパリで買ったもの。一粒ずつ出てくるパッケージが可愛くて。お口のエチケットだけでなく、フリスクを食べると頭もスッキリするんですよね。」

  • 5年後は何をしていると思いますか?

    「犬たちと暮らすようになってからの、私の中での変化が本当に大きくて。人との関わり方や物事の見方まで変えてくれたんです。ですので、今の夢は、保護犬を一時預かりして、里親探しができる施設を作ること。小さな施設になると思いますが、自分にできることを、できる範囲で実現したいと考えています。保護犬に関するSNS投稿を通じ、言葉が持つ意味や強さ、またその言葉の裏に隠れている気持ちがあることにも、気がつけるようになってきました。「保護犬を助けたい」という気持ちはみんな同じで、そこへのアプローチや表現方法はそれぞれなんですよね。だから、本質を見失わずに、愛をもって色々なことに向き合える人間になりたい、というのも5年後の目標です。」

大日方久美子 / パーソナルスタイリスト

アパレルメーカーに勤務後、2013年にパーソナルスタイリストとして独立。
同時にスタートしたインスタグラムでは、エレガントな着こなしとスタイリッシュなライフスタイルが垣間見られ、今では8.2万人のフォロワーを抱えている。
2016年4月に初の著書『“エレガント”から作る大人シンプルスタイル』(KADOKAWA)を出版。

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