本格的な冬を前に、ベーシックなアウターを、今年らしく、品よく着こなしてくれた、モデルの神山まりあさん。
モデルとしてのクールビューティな顔も魅力的でしたが、
その撮影現場では神山さんの明るくチャーミングな笑顔が溢れていました。
そこでインタビューページでは、おしゃれにまつわるアレコレをお聞きしながら、
神山さんの素顔に迫り、HAPPY SMILEの秘訣を探ります。
本格的な冬を前に、ベーシックなアウターを、今年らしく、品よく着こなしてくれた、モデルの神山まりあさん。
モデルとしてのクールビューティな顔も魅力的でしたが、
その撮影現場では神山さんの明るくチャーミングな笑顔が溢れていました。
そこでインタビューページでは、おしゃれにまつわるアレコレをお聞きしながら、
神山さんの素顔に迫り、HAPPY SMILEの秘訣を探ります。
「実は、私の「オシャレ遍歴」って、とってもバラエティに富んでいるんです。小さい頃は、母が選んでくれた、トラッドな洋服を着ていることが多かったかな。白シャツやタートルネックニットに、タータンチェックのスカートのような。初めて自分で欲しいと思って、買ってもらったのは「ニーハイソックス」。小学校6年生のときでした。同級生の女の子がはいていて可愛かったので真似しましたが、私には似合わなかったな(笑)。
小学校卒業後は、中高一貫の女子高に通っていたのですが、校則が厳しい、真面目な学校だったので、オシャレを楽しんだ記憶があまりなく……。ただ、大学の推薦が決まった後は、当時全盛だった“大人ギャル”に憧れるようになり、『popteen』が愛読書に。
大学では、ダンスサークルに所属し、“B系”に! 日焼け肌に、だぼだぼのスウェットにスニーカー。髪をコーンローにしていたことも。懐かしいな(笑)。ハワイに留学していた頃は、リアーナに憧れ、グラマラスな体型になりたくて、とにかくたくさん食べていたことも。帰国してからの、ミスユニバース時代はドレスと15cm以上のハイヒールの毎日。その後は、すっごくコンサバティブなツイードのセットアップばかりを着ていました。でも、ちょうどその頃ですね。友達から「まりあらしくない!」って言われたのは。なんだか、固定概念に囚われて、自分が好きなものというか、自分の軸がよく分からなくなってしまっていたんです。
でも、今の夫に出会ってからは、良い意味で肩の力が抜けて、自分が心地よくいられるおしゃれを楽しめるようになりました。マタニティ時代を支えてくれた、楽で華やかなワンピースは今でも大好きですし、ハイ&ローをミックスしたオシャレを楽しむことも」
永遠の憧れ、後藤久美子さんの本は私にとってバイブルのようなもの。自分の本を横に置くのも恐縮ですが……。20代からずっと書きたいと思い、30代でその夢が叶い、たっぷりの愛情込めて書いた一冊なので、そっと。白のカットソーはエルメスのもの。結婚して、義理の母から、上質なものを大切にする素晴らしさを教わりました。
「義理の母と出会い、良いものを長く大切に使うことの素晴らしさを知りました。それまでの私は、トレンドアイテムを“消費”してしまうことが多かったのですが、ジュエリーや時計、バッグや靴など、とくに小物類は、今後の自分を導いてくれるアイテムとして、丁寧に選びたいと思っています」
「どこに行くのか、誰と会うのかなどTPOを考えながらコーディネートしますが、子どもが男の子でやんちゃなので、どれだけ走らなきゃいけないか(!)で、最終的に決めてます。息子の洋服を決めるのは夫。本当に子煩悩で、私には決めさせてくれないんです(笑)。最近は、息子も自分で着たいものを選ぶようになってきたので、息子発信で夫が色を揃えたりもしているようです。もう、男性陣のファッションは男性陣にお任せしちゃってますね。
夫と2人でイベントやパーティに出席するときは、家族3人のときはまた違う、ドレスアップを楽しんでいます。基本的に、私が先に着るものを決め、それに合わせてシャツやジャケットを夫が自分で選んでます」
家族で昭和記念公園へ。誘い合わせたわけではないけれど、3人ともベーシックカラーに。
2人でイベントに出かけたとき。夫婦というより、恋人気分でオシャレを楽しんでいます。
「息子も3歳になり、色々なことを一緒に楽しめるようになってきたので、今年は、ツリーを飾って、サンタクロースからのプレゼントの演出もしっかり考えて、気心しれた友達と自宅でパーティをしたいなって。とってもワクワクしています」
「家族の存在だと思います。夫はとっても包容力があるので、ありのままの自分をさらけだすことができ、心の底から笑えることが増えたんです。もしかしたら、夫は我慢していることもあるかもしれませんが(笑)、「HAPPY WIFE , HAPPY LIFE」とつぶやきながら、いつも家族を優しく楽しく支えてくれています。あとは、常に家族3人ではなく、1対1の時間を意識的に作るようにしています。子どもと私が2人旅に出かけることもあれば、夫がパパ友と子どもを動物園に連れて行ってくれることも。それから、夫と私の二人の時間も大切にしています。そのときはベビーシッターさんの力を借りることも。1対1になることで密に向き合うことができますし、2人でいることで、もう1人——夫だったり子どもだったりの大切さや愛おしさに改めて気づいたりもするんですよね」
神山まりあ / モデル
1987年生まれ。2011年ミス・ユニバース・ジャパングランプリ。2015年に結婚、2016年に男児を出産。ファッション誌、テレビ、ラジオ、イベントなどマルチに活躍。飾らないキャラクターが魅力で、インスタグラム(@mariakamiyama)も人気。
初の著書「神山まりあのガハハ育児語録」(光文社)も好評発売中。