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旅することが大好きで、隙あらば旅に出るという
パーソナルスタイリストの大日方久美子さん。
今回は、そんな大日方さんの
東京でのホテルステイスタイルをお届け。
日常の延長にあるちょっとした贅沢で、
非日常を堪能できるホテルステイ。
リラックスしたり、ドレスアップしたり——
TPOに合わせたおしゃれも旅の楽しみのひとつ。
大日方さん流のコーディネートTIPSをぜひ参考に。
一枚でなりたい印象が手に入る
クールで甘い黒のワンピース
KUMIKO’S COMMENT
「身ごろと袖で素材が異なる黒のワンピース。袖はパフスリーブデザインが生きるハリのある素材。立体感が生まれ、全体のシルエットにもメリハリがつき、黒の迫力や重さを引き算してくれます。席についたときにも、肩まわりにふわっと空気を含み、甘やかな印象に。ただ、黒なので、甘くなり過ぎず、シャープさもあるのがポイント。バッグや靴も黒でまとめ、アクセサリーはゴールドで統一。より女性らしくリッチな印象になり、特別な時間を過ごせます」
旬のグリーンを主役に
「装うこと」を心から楽しんで
KUMIKO’S COMMENT
「開放感のあるルーフトップバーに映える、旬カラーのグリーン。ディナー前のアペリティフはもちろん、ディナー後でも夜の闇に沈むことなく、華やかに装えます。やや大きめのドット柄、肩にあしらわれたフリル、そしてバスト下の切り替え。60年代を彷彿させる、どこかガーリーでレトロなデザインも新鮮です。歩くと揺れる軽やかな素材なので、足元はサンダルを合わせでもOKですが、春先はあえてブーツを合わせてMIXスタイルを楽しむのもおすすめ」
白T×デニムの似合う人が
結局、一番かわいい
KUMIKO’S COMMENT
「トップスもデニムも、今季の名品になる予感！ トップスは、今年らしい短めの丈感だけでなく、袖の長さや身幅もパーフェクト。MY WISH LISTに入れました。デニムは、脚をまっすぐ見せてくれるセンタープレス入りの、さりげないフレアシルエット。スラックス感覚ではける、きれいめデニムです。ハイウエストなので、短丈のトップスとも好バランス。リラックス感があるけれど、トップスの丈やデニムの美シルエットで、かわいげもあるところがお気に入り」
潔く、爽やかに華やかに
ALLブルースタイル
KNIT ¥3,850 / PANTS ¥5,489 / SANDALS ¥5,489
KUMIKO’S COMMENT
「思い切ってALLブルーでまとめました。一見、敬遠されそうなワンカラーコーディネートですが、同じブランドで上下、今回はサンダルまで揃えることで、統一感が出て、洗練された着こなしが即完成します。深めに開いたVネックは、顔、首、そしてデコルテをすっきりと見せてくれる効果が。アクセサリーを多めにレイヤードして、華やぎを添えて。バッグは白、黒、赤、黄色と何色でもOK。デニム感覚でスタイリングできるブルー。ぜひ、一度、全身で楽しんで」
PROFILE
大日方久美子／パーソナルスタイリスト
アパレルメーカーに勤務後、2013年にパーソナルスタイリストとして独立。同時にスタートしたインスタグラムでは、エレガントな着こなしとスタイリッシュなライフスタイルが垣間見られ、今では9.5万人のフォロワーを抱えている。2016年4月に初の著書『“エレガント”から作る大人シンプルスタイル』（KADOKAWA）を出版。
Instagram：＠kumi511976
- Model & Styling /Kumiko Obinata
- Photo / Shungo Tanaka（MAETTICO）
- Hair&Make-up / Fuyumi Kubo（ROI）
- Edit&Write / Ayako Suzuki（HRM）
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KUMIKO’S COMMENT
「ゴールドボタンの“紺ブレ”に白のパンツ。肩にはボーダーニットをかけた、THEなマリンルック。きちんと感がありつつ、肩肘はりすぎていないから、ホテルステイにもぴったり。紺ブレは、上品な表面感で高見えするだけでなく、着心地も◎。身ごろも丈感もオーセンティックなので、流行に左右されず、一着持っていると重宝します。パンツは、ほど良くワイドなクロップド丈。ボリュームのあるスニーカーとも相性が良いので、足元で今の気分を足しました」