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現在、都内でアロマテラピーとお香の魅力を伝える個別レッスンやワークショップを開講している三井エレナさん。人気のレッスンでは、香りが持つ効果や取り入れ方を紹介しながら、健やかな毎日へ導く、癒しのひとときを提供されています。
「香りとの出会いは15年前、息子が小学校に入学した頃でした。子育てがひと段落して、これから私自身はいったい何をしたらよいのだろう・・・と思い悩み、眠れない日々が続きました。そんな時、私を心配してくれた友人がすすめてくれたのがアロマテラピーです。不調だった心も体も心地よい香りによって癒され、徐々に和らいでいくのを実感。そして、ビビッときたんです。自分と同じようなつらい思いをしている人や多くの人に“香りのパワー”を伝える仕事がしたい!・・・と」(三井さん)
その後、三井さんはアロマテラピーを学びインストラクターの資格を取得。さらに、いにしえの時代から伝わるお香の魅力にも惹きこまれ、学びを重ねて“香司”の資格を取得されました。最近では、香りの空間コーディネートや香りグッズを扱うオンラインショップも運営。多忙ながらも充実したセカンドライフを送られています。
10月の予定に合わせてONとOFFのコーディネートを考えていただきました。
香イベント会場の下見や打ち合わせ、リサーチなどがあるので、きちんと見えて、着回しの利く服が必要です(三井さん)
帰省する予定があるので、リラックスできる服装が理想的。着映えするきれいな色が気になります(三井さん)
「最近お気に入りのジレ。黒はきちんと見えるし、気持ちもコーデも引き締まっていいですね。女性らしさも残したいので、ボウタイブラウスとタイトスカートを合わせました。程よい大きさで品のよい千鳥柄なので気負わずに着られます」(三井さん)
「このセットアップは遊び心があるけれど、カジュアルすぎず上品。きれいなシルエットも気に入りました。レッスン準備のリサーチやレッスン当日にも着たいです。シワになりにくい素材なので、長時間、座って講義する時や出張レッスンにもよさそう」(三井さん)
お香レッスンで使われる教材アイテム。材料や道具選びにもこだわりがあり、三井さんの研ぎ澄まされたセンスのよさや、学ぶ方への丁寧な気遣いがうかがえます。
「グリーンのきれいな色合いがとても気に入りました。ふんわりして暖かなので、故郷での新たな探索にも活躍しそうです。スカートは最近手に入れたニットブーツに合わせた淡いカラーで、シワになりにくいものを選びました」(三井さん)
三井さんの故郷である福井の越前和紙を使った懐紙やレターセット。モダンで美しい柄に魅了され、越前の「ものづくり」のこだわりやその素晴らしさに、今、あらためて心惹かれているそうです。
海外で親しまれている香りにも興味津々。器の上で焚くイタリアやフランスのスティックタイプのお香や紙のお香など種類はさまざま。気分をリセットしたい時やオンとオフの切替えに、香りを変えて楽しんでいるそう。
福井県生まれ。子育て期間を経て、2008年に、(公社)日本アロマ環境協会認定アロマセラピーインストラクター資格取得。その後、英国IFA国際アロマセラピストや薫物屋香楽・香司コース修了など、さまざまな資格取得し、現在は都内で個別レッスンの他、コラボイベント開催や香りの空間コーディネーターとして幅広く活躍。初めての著書・電子書籍「おうちじかんをしあわせにする、香りの魔法」も出版。
香美人
https://ko-bijin.com/
https://www.instagram.com/elena66mitsui/
Photo_Yoshifumi ikeda(mo' better)
Direction&text_Miho Hirose