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Makeup lesson_70

秋メイクはやっぱり目元に注目!
大人可愛く仕上げる方法

2022.08.10

コスメカウンターではどれを選んだらいいか迷ってしまいそうなくらい、秋の新色が次々に登場していますよね。できることなら、今年の秋メイクのトレンドを意識したアイテムを揃えたいところ。
「マスク生活はもう少し続きそうですね。引き続き目元を中心にしたメイクになりそうですが、夏とは違うニュアンスメイクにトライしてみてください」とイメージコンサルタントのここんさん。
「おすすめはアイシャドウパレット! 夏の新色もそうでしたが、なじみのいいブラウンカラーをベースに、秋仕様へアップデートしているんです。配色が絶妙でアクセントカラーも嫌味がなく、自然になじむ仕上がりに。それに合わせたチークやリップも欲しくなる色ばかり。この秋はクールにも可愛くもなれるアイメイクにトライしてほしいですね」(ここんさん)。

PROFILE

お話を聞いたのは・・・
イメージコンサルタント/ここんさん

25歳で乳癌治療を経験したことをきっかけに、メイクやトータルコーディネートに目覚め、美容国家資格やイメージコンサルティング資格、メイクディプロマを取得。表参道でパーソナルカラー・パーソナルデザインのサロンを主宰し、パーソナルに特化して、トータルな組み合わせを提案している。
@cocon_makeup

Q:普段のメイクは?

「今回のメイクのように色をまんべんなく使うのが好きですね。最近のアイメイクはオレンジやピンク・レッドなど、色を重ねて奥行きのある目元を作るのを得意としています」(ここんさん)。

Q:今回のメイクのポイントは?

「目元はあえて"締め色"を入れずに仕上げてみました。今回、使用したアディクションのアイシャドウは全11種の圧巻のラインナップ。どのパレットも色の組み合わせが絶妙で、しかも発色が良いんです。はっきりとした明度のあるカラーもキツい印象にならず、むしろ好印象。今までのメイクとはちょっと違う大人っぽさや可愛さを表現できます。口元は落ち着いたシックなカラーで秋らしさを演出しています」(ここんさん)。

目元は「締めずにぼかす」
多色使いでメイクをアップデート

各ブランドから発売するアイシャドウパレット。「個性のある配色で、見ているだけでワクワクします。今回使用したのは、アディクションのザ アイシャドウ パレット(Heirloom Jewel・011)。プラム・オレンジ・パープルの組み合わせが絶妙ですね。例えば、右下のディーププラムや左上のスパークルパープルは締め色で囲み目にすることが多いのですが、今回はポイントとして配置しました。タレ目の調整や目を大きく見せたい時などに使うテクニックです」(ここんさん)。

右上のウォームピンクを上まぶた全体に塗った後、左下の鮮やかなオレンジガーネットを二重幅に重ね付け。「明るい色を後に入れると奥行きが出て視線が集まります」(ここんさん)。

右下の深みのあるプラムを目尻に足して指でぼかします。さらに下まぶたの目尻側にも足して上下をつなげます。「この色が絶妙! 目尻に色を乗せると横幅が取れるのと同時に瞳が大きく見えます」(ここんさん)。

左下のオレンジガーネットを下まぶたのキワに細くライン状に入れた後、左上のスパークルパープルを目頭寄りにポンポンとのせる。「ほんの少しだけ影を作るんです。すると、目のホリが深くなって鼻筋がスッと際立ちますよ」(ここんさん)。

RMKのペンシルアイライナー(04)で上まぶたの目尻のキワにラインを引く。「アイメイクのオレンジとケンカせず、存在感を感じさせるバーガンディレッド。硬すぎず、柔らかすぎず、肌にピタッと密着。しっとりとしたマットなテクスチャーはニュアンスのある目元に」(ここんさん)。

眉はペンシルで輪郭を整えてから、セルヴォークのアイブロウパウダーのプラムブラウン(08)を使用。「眉毛の色に合わせ、全体をふんわりと仕上げます。真ん中の赤みを帯びたパープルが柔らかな印象に。最後に一番上のゴールド系のブラウンを眉頭にのせて、抜け感を出して」(ここんさん)。

チークも重ね付けして奥行きをプラス
リップで一気に秋仕様に

色の組み合わせで可愛くもカッコよくもなれるのが秋のチークとリップ。「アンプリチュードのチークパレット(12)はハイライターとしてピンクを、その後にチークとしてオレンジベージュを重ねるテクニック。ピンクを先に仕込むと内側からふんわりとした軽さと柔らかさが出るんです。骨格に合わせて塗ると小顔効果も期待できますよ」。
最後はエレガンスのリキッドルージュを。選んだのは温かみのあるバーガンディレッド(09)。「チップでリップラインを描いてから、全体を塗ります」(ここんさん)。

アンプリチュードの上段のピンクを目の下の三角ゾーンにポンポンと重ねて。「ハイライトがほんのりと色づくピンクは斬新ですよね。肌に溶け込み、肌コンディションが良く見えるんです。くすみや肌に元気がないな、と感じている人におすすめ」(ここんさん)。

下段のオレンジベージュを頬の高い位置を中心に頬全体に広げて。「先ほどのハイライトに重ねて塗ると透明感のある自然なツヤ肌に。華やかさも増します」(ここんさん)。

最後はエレガンスのリキッドルージュを。「ビンテージライクなカラーで一気に秋仕様へ。深みのあるレッドでもゴールドパールを入れているから華やかな仕上がりになります」(ここんさん)

  • photo/Fumio Goi
  • text/Mayumi Hasegawa
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