「長年、おしゃれをしてきたからこそ、
大人は似合うもの、素敵に見えるものを知っています。
似合わないものに無理をして、
チャレンジしなくてもよいんです」と谷口美佳さん。

それでも、何を買えばいいかわからない時、
色選びに迷った時、役に立つのが
谷口さんの考案した「軸色コーディネート」です。

あなたに絶対に似合う色=「軸色」を中心にした
ワードローブは、タンスの肥やしとは無縁。
無駄がなくて、素敵に見えて、
おしゃれがずっと楽ちんに!

今回は、「軸色コーディネート」を
準備編とコーデ編にわけてたっぷりとご紹介。
谷口美佳さん、ご本人が着こなす、
リアルな大人コーディネートの
レクチャーが始まります。

2種類にわかれる「軸色」。「イエロー軸」か「ブルー軸」かは、肌や目、髪、血管の色など、さまざまな要素で決まります。ご自身で判断される時の簡単な目安をまずはご紹介します。似合うほうがわかりにくい場合は、似合わないほうの逆をチェックしてくださいね。

顔が明るく肌がきれいに見える色はどちら?
くすんだり、浮いて見える色は、
あなたの「軸色」ではありません。

黒目の色で見つけることもできます。

ヘアカラーでもわかります。
生まれ持った髪色ではなく、
カラーリングなどを施した、
いまの髪色で「軸色」を判断しましょう。

実際に洋服を着た時の印象で判断します。
あるいは、似合わない、ほとんど着ない色で
判断してもよいと思います。

「イエロー軸」か「ブルー軸」がわかると、自動的に似合う「3大軸色」が導き出されます。ワードローブにこれらの色が多かった人は、すでに感覚で軸色をつかんでいると思います。また、色が混在している人は、おしゃれが大好きで、チャレンジ精神が旺盛な方かもしれません。

間違いなくお似合いになるのは、この3色!

間違いなくお似合いになるのは、この3色!

ワードローブの中から、トップス、バッグ、靴をSTEP02の3大軸色にわけてみましょう。あなたに絶対に似合う「軸色セット」が3色分、完成します。この「軸色セット」をつくることで、全身の約7割が「軸色」になります。だから、どんな色のボトムスを合わせても似合うし、簡単にこなれたコーデが完成します。

洋服を色別に整理することはあっても、
トップスと小物をセットで
考えるメソッドは新鮮です。
今回は、アクセサリーも
イエロー軸に似合うゴールドカラーを
セットしました。

実際はいろんな色調、
トーンがありますが、横に置いたときに
「なんか変!」とならなければ、大丈夫。
まとめて置いたときに
心地いいセットをつくって!
アクセサリーは、ブルー軸に似合う
シルバー系が基本になります。

全身の7割を占める「軸色セット」に、残り3割、何色のボトムスを合わせるのか?失敗なく好感度の高い着こなしが完成するのは、「白黒ボトムス」、あるいは自分の「軸色ボトムス」です。今回は、春らしく「白ボトムス」に。私は本来「イエロー軸」ですが、髪色とメイクを変えて「ブルー軸」のコーデも着用しました。似合う軸色を知っていれば、逆の軸色も着こなせます。でも、それは自分の軸色で自然体なよさを実感してから!まずは自分の軸色7割で「なんかいい感じの私」に気付いてくださいね。いつも同じでよいし、いつも変わらず、いつも素敵を叶えてくれる——。こんな風に自由度が高いのも、「軸色コーディネート」の魅力です。

柔らかなトーンと繊細な素材感を楽しむ
フェミニンなワントーンスタイル

ベージュには多くの色味がありますが、イエロー軸の人が着映えするのは、イエローベージュとオレンジベージュ(キャメル)。今回は「イエローベージュの軸色セット」に「白いパンツ」、アクセサリーはゴールドです。上品なシアー感のブラウスとバッグをすっきりと引き立ててくれるキレイめパンツなら、仕事や食事でも好印象に。アクセントにヘビ柄の靴をセレクト。

ビターなチョコブラウンの
洗練度をコントラスト配色で高めて

ブルー軸の方は、濃いブラウンが素敵に決まるので「チョコブラウンの軸色セット」に「白いスカート」、アクセサリーはシルバーにしました。グラフィカルなメッシュ柄のトップスは、スポーティーさとミニマムさが新鮮。大きめのバッグとワイドベルトのサンダルで、少しリラクシーな雰囲気に。広がりを抑えたAラインのレーススカートで大人カジュアルの完成です。

「イエロー軸」の方は、グレーやネイビー、濃いブラウンのボトムス。「ブルー軸」の方は、ベージュ、キャメル、カーキのボトムスを。よりこなれ感のある、上級者の着こなしが完成します。

こなれ感とおしゃれ感が高まる
ワザありカラーコーディネート

「キャメルの軸色セット」に、反対の軸色「グレーのデニムパンツ」を。私自身、明るい色味が得意なので、明るいグレーにしましたが、この辺りのさじ加減は、“似合う明るさ”で選ぶとしっくりくるはず。グレーにはライト、ミディアム、ダークがあるので、得意な明るさに合わせるとより素敵になります。ミニマムなトップスをハイライズのデニムで上品カジュアルに。

マニッシュな配色でリラクシーに決める
大人のウィークエンドカジュアル

「カーキの軸色セット」に、反対の軸色である「チャコールグレーのデニムパンツ」をコーディネートしました。辛口の配色が、カジュアルな印象をスタイリッシュに引き締めます。ゆるっと着ても決まる、ツイストデザインがポイントのニットは、大人ならではの上質感をキープしてくれるアイテム。シルバーネックレスは今年らしいボリュームタイプをアクセントにセレクトしました。

辛口の配色を女性らしいアイテムで
ほどよく華やかに着こなして

「ネイビーの軸色セット」に、反対の軸色「カーキのスカート」を合わせました。ネイビーのジャケットは、サッと肩に羽織ってもキレイに決まるしなやかさ。胸元にデザインのあるトップスと贅沢なコードレースのスカートで大人のフェミニンに。もちろん、シンプルトップスにカーキのパンツで、マニッシュにしても、仕事シーンにふさわしくスタイリッシュです。

洗練度の高い濃いグレーのセットに
ボトムスの色で、少し優しさを加えて

「濃いグレーの軸色セット」に、反対の軸色「イエローベージュのパンツ」を。ブラウスは後ろにピンタックのデザインが入ったバックコンシャスなデザインに惹かれました。もちろん、体型カバー効果も優秀です。パンツは、センタープレス入り。すっきりとシャープな脚線を演出します。グレーにグリーンとブルーのラインが入ったストールは、ニュアンスとつなぎに有効です。

例えば、「イエロー軸」の方なら、オレンジ、イエロー、グリーンが合わせやすく、「ブルー軸」の方は、サックスブルー、パープル、ピンクの差し色がおすすめです。季節感や流行によっても変わる旬色を敏感に取り入れることで、お手持ちの「軸色セット」をさらに新鮮に着こなせます。

ブライトオレンジと流れるシルエットで
溌剌とした好印象をプラスして

生成りっぽい「イエローベージュの軸色セット」として、ノーカラーコートを選びました。リラックスした着心地が今のムードにぴったりですし、撥水加工が施されて、機能性も優秀です。合わせたのは、鮮やかな「オレンジ」のスカート。私にとっては、これがベストトーンなのですが、あいまいな配色が似合う方は、シャーベットオレンジもトライを。

肌を美しく、表情を生き生き見せる
メロウなトーンで優しげに

「イエローベージュの軸色セット」に「グリーンのパンツとストール」をコーディネートしました。このパンツのように、少しスモーキーでソフトなキレイ色は、大人に似合いやすいのでおすすめです。また、自然な艶のあるニットやクロコ型押しのバッグなど、光沢感のある素材を組み合わせるとリラックシーな雰囲気のなかにも、洗練された華やかさが高まります。

リラクシーなムードをすっきりと。
オンからオフまで着回せます

「グレーの軸色セット」に「ブルーのパンツとストール」を合わせた爽やかなカラーコーディネート。カーディガンは、トレンドのビッグシルエットで、ポンチョ風のデザイン。シンプルなカットソーをインナーに、パンツですっきりとしたシルエットに整えました。パンツはセンタープレス入りの美シルエットなので、どんなシーンもストレスフリーで着こなせます。

甘い色は、シンプルなシルエットで
大人っぽく落ち着いた雰囲気に

ブルー軸の方によくお似合いになるのが、モカブラウンやココアブラウン。「モカブラウンの軸色セット」を「ピンクのスカート」で女性らしく仕上げました。ブラウスは、楊柳素材にギャザーをたっぷり入れたデザインですが、ボリュームが出ないので華奢に着こなせる嬉しいアイテム。甘過ぎないIラインのロングスカートで、ピンクを大人っぽく取り入れてください。

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