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おしゃれはしたいけれど、
今までと同じでは“難しさ”を感じている
「50代」に向けて、カリスマ・
スタイリスト地曳いく子さんが新提案。
秋の始まりとともに、
着こなしもアップデートしたいから、
ちょっとしたことで見違える、
大人のおしゃれのコツをお伝えします。

おしゃれはしたいけれど、
今までと同じでは“難しさ”を感じている
「50代」に向けて、カリスマ・
スタイリスト地曳いく子さんが新提案。
秋の始まりとともに、
着こなしもアップデートしたいから、
ちょっとしたことで見違える、
大人のおしゃれのコツをお伝えします。

Stylist 地曳いく子 IKUKO JIBIKI スタイリスト歴40年以上。ファッション誌やトークショー、商品プロデュース、著述業など幅広く活躍中。「服を買うなら、捨てなさい」「50歳、おしゃれ元年。」「若見えの呪い」「日々是混乱 これが私のニューノーマル」、ヘア&メイクアップアーティスト山本浩未さんとの共著「大人美容」、モデル&タレント黒田知永子さんとの共著「おしゃれ自由宣言!」など、著書多数。最新刊、漫画家槇村さとるさんとの共著「+60からのHappyおしゃれBOOK」が発売されたばかり。
feat. Brand ,UNTITLED ,INDIVI ,Reflect ,COUP DE CHANCE

Q. 01 ライフスタイルが変わったせいか、体型もかなり変化。できれば、即、細見えする方法が知りたいです!

A. 同じような悩みを抱えている大人は少なくありません。食事や運動は大切ですが、効果が出るのは先のことなので、おしゃれで即、悩みを解決しましょう! 丸みを帯びた体型をすっきりと見せるのが“秋アウター”。コートやジャケットを着ることでシルエットが整い、細身に見せる効果は絶大です。今のあなたのままでOK。羽織るだけで簡単にスタイルアップが叶います。

「着やせアウター」なら膨張色も平気

インに着たカットソーやコーデュロイ風ジョガーパンツは、旬なカジュアルを牽引するアイテム。ただ、このままの着こなしは、スタイルに自信がないと躊躇してしまうかもしれません。ダンボール素材のノーカラーコートを羽織れば、カラダの線は拾わず、アウトラインをすっきりと整えてくれます。着心地よくてシルエットがキレイな、着やせアウターの代表です。

Q. 02 ぺたんこが主流のカジュアル全盛期。ヒールで上げ底はできないし、身長の悩みが深刻化しています。

A. 小柄さんをすらりとバランスよく、大柄さんをすっきりと女性らしく見せる—。体型を克服する着こなしのテクニックはありますが、ただでさえストレスフルな日々が続いているなか、おしゃれぐらいは無理せず、自然体で楽しみたいもの。まずは体型を生かした基本の着こなしをおさらいしましょう。同じシャツとパンツで、大柄さんと小柄さんに似合うベーシックなコーディネート実例をご紹介します。

「大柄さん」が素敵な着こなしはこれ!

身長がある方は、ゆったりしたシルエットとシルクの光沢感が魅力のバンドカラーシャツを、そのまますとんと着るだけでも素敵です。生地のストライプ柄やボタンがアクセントになって、自然なスタイルアップが叶います。ワイドパンツはストレッチ素材を使っているため、はき心地は快適そのもの。白スニーカーで清潔感とゆとりを感じるフラットなカジュアルに。

シャツの着丈が長すぎる場合は、迷わずボトムにタックインしましょう。ストライプシャツの分量を少なくすると視線が引き上げられて、実際以上に背を高く感じさせられます。さらに上質なロングカーディガンを羽織れば、縦線が強調されて、すっきりとした印象に。足元はネイビーのパンプスでつなげながら、さりげなくヒールの脚長効果もプラスしています。

Q. 03 シーズン毎に街を彩る旬色は素敵だなと思いますが、手に取ることは少なくなりました。いつも同じような色を着て、マンネリ化しています。

A. 無理をして、慣れない色にチャレンジする必要はありません。いつもの色は、何十年もあなたを素敵に見せている色なので、自信を持って身に着けましょう。それでも時には、気分転換がしたくなるでしょう。そのような時におすすめしているのが2つのアプローチ。柄を取り入れること、ワントーンでスタイリングすることです。まずは、得意な色でお試しください。

「ボタニカルプリント」で女っぽく

シフォン素材のシャツワンピースは、ボタニカルモチーフのプリントが華やか。1枚で着るとロマンチック過ぎると感じたら、ジャケットやカーディガンで柄の分量を“抑える”のが簡単で効果的です。今回は上質なシープレザージャケットをセレクト。シックな色味が合わせやすく、モダンな甘辛バランスに仕上がります。小物もブルーで統一するとより洗練された着こなしに。

「ワントーン」でカジュアルにリッチ感を

幸福感があって大人をきれいに見せるベージュですが、遊びのないコンサバなスタイリングは逆効果で老けて見えがちです。とくにカジュアルなベージュは要注意。必ず白を効かせること、小物で上質感を演出することで、イイ感じのコーディネートに仕上がります。ベージュカジュアル派なら、ベージュのレザースニーカーが1足あると着こなしに差が付くのでおすすめです。

Q. 04 地味になりそうでモノトーンを避けてきましたが、もしかして、今こそが似合い時?黒白スタイルが気になります。

「ボーダー」を大人っぽく

ボーダーがお好きな方は多いと思いますが、昔ながらの着こなしを続けていると、時には若くなり過ぎてしまうことも。ハイウエストのベルト付きスカートは、ウエストがゴム仕様で楽ちんですし、レディなタイトシルエットがカジュアル感を抑えて上品に見せてくれます。カーディガンは、少しずらして斜めに肩かけすると着痩せ効果が高いのでおすすめ。足元は厚底スライダーで快活に仕上げると、ほどよい抜け感と女らしさのあるハイカジュアルになります。

「ほっこり素材」をモードなカジュアルに

スポーティ過ぎないモード感をテーマに、袖コンシャスとショート丈が新鮮なジャージと太畝コーデュロイのパンツをコーディネートしました。トップスは短めですが、パンツはハイウエストなのでキレイに着こなせますし、バランスもアップします。大人にとって、懐かしのペグトップシルエットのパンツは、太ももやヒップにコンプレックスのある方にもおすすめです。

For Examples 03
「オンタイム」はモードな気分で

時代がカジュアルに寄ってしまった昨今ですが、袖を通すだけで気分の上がるブラウスで、女性らしいおしゃれをすることも時には必要です。ブラウスは抜け感のあるキーネック、大小のドットパターンが洗練されたエレガンスを表現。ふんわりした袖もさりげなくて、一枚着でも存在感は十分。ガードル仕様を備えたスタイルアップパンツで、凛々しく颯爽とまとめます。

Q. 05 近頃、首や二の腕に加齢を感じます。今秋のニット、おすすめはありますか?

A. 着心地がよくて、肌触りも最高のニットがあれば、幸せな気分で毎日のおしゃれを楽しめます。近頃は、ニットで表現できることもさらに多彩になっているので、素敵に見えつつ、スタイルアップを叶えてくれるアイテムも豊富に。ニット+ボトムのシンプルなコーディネートでも、格好がよく、アクセサリー要らずで華やかな、4つのスタイリングをご提案します。

「旬なボートネック」で上品に

ネックラインのちょっとした違いは想像以上に重要で、年齢を重ねると首元は緩むし、首の後ろももたついてきます。そんな大人の悩みをすっきり解決してくれるのがボートネックのニット。デコルテや肩当ての凝ったデザインは、首元が開きすぎず、インナーがチラ見えする心配もありません。腰周りをカバーするタックパンツと同系色の靴で脚長効果もプラスしました。

「袖コンシャス」で素敵にカバー

ボートネックのすっきり感と柄編みのボリューム袖が絶妙なバランスのニットなら、気になる二の腕を上手くカバーできます。後ろ裾がやや長めで、スリットも入っているので、パンツスタイルがキレイに決まるのもポイント。きれいめのタックパンツをコーディネートして、カジュアルすぎないテンションのスタイリングにすれば、ワークスタイルにも通用します。

同じニットですが、色違いの黒だとぐっとシックな雰囲気に。配色レースを贅沢に使ったマーメイドスカートをコーディネートして、華やかなお出かけスタイルにアレンジしました。スカートはうれしいゴム仕様で、着心地は快適。ただし、靴はボリュームのあるブーツ、あるいはスニーカーなどで、エレガントにつくり込まないのが“老け込まない”着こなしのコツです。

シンプルなニットですが、ワイドなVネックの女性らしさと深いグリーンの旬色が新鮮で、背中心にキラッとするラインのワンポイントがおしゃれです。派手な色味はカラーコーディネートに悩みますが、このようなシックな色なら、お手持ちのアイテムとのコーディネートもしやすいでしょう。地味にならないよう、スカーフを巻いて、スタイリングのアクセントにしました。

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