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暮らしを楽しむ | 自家製フルーツシロップづくりに挑戦

氷砂糖でつくるフルーツシロップのレシピ。
小さめの保存瓶でつくれば、気軽に楽しめます。

22.05.10 UPDATE

手軽にできるフルーツシロップ

この時期になるとまちで見かける梅瓶。ここ数年で「梅仕事」という言葉もすっかり季節の風物詩として定着してきた気がします。「梅酒」や「梅シロップ」は、ちょっと手間がかかりそう…。と悩んでいる間に季節が変わり、来年こそは!という繰り返しの方も多いのでは?

実は手軽にシロップ作りを楽しむコツは「底が丸い小ぶりの保存瓶を使うこと」「フルーツと氷砂糖の割合は1:1」の、たったふたつ。消毒も、毎日揺するのも、小さな瓶なら簡単で保存場所も取りません。さらに、いろいろな種類を同時に作れるので、手軽にシロップ作りが楽しめます。梅よりも気軽に挑戦できる季節のフルーツで、今年は「梅仕事」の雰囲気だけでも楽しもう!

キウイ、イチゴ、オレンジを準備

<準備するもの>

保存瓶…今回はWECKシリーズを使用 1000ml×1個、500ml×2個
食品に使える消毒スプレー(パストリーゼ77など)

<材料:氷砂糖500g程度>

氷砂糖…500g(フルーツと氷砂糖の割合は1:1)

A キウイシロップ

キウイ…1と1/2個

B イチゴシロップ

イチゴ…1/2パック
ローズマリー…1枝

C オレンジシロップ

オレンジ…1と1/2個
ミント…3~4枝

【作り方】

1、洗った瓶の水分をきれいな布で拭き、消毒スプレーとキッチンペーパーを使ってしっかり消毒。(WECKを使用する場合は、ゴムパッキンとクリップも忘れずに消毒)
煮沸消毒をする場合は、瓶と蓋を大きめの鍋に入れ、全体がかぶる程度の水と一緒に強火にかける。沸騰した状態で5分加熱後、キッチンペーパーなどに置いて乾燥。

2、フルーツを適当な大きさにカットする。
オレンジやレモンなどを使用する場合は、皮に苦みがあるので、皮をむいて5mm程度にスライスすると風味よく仕上がる。

3、最下段がフルーツ、最上段が氷砂糖になるよう交互に重ね、最後にイチゴにローズマリー、オレンジにミントを加えてしっかり蓋を。(数時間でじんわり水分がでてくる)

4、カビの発生と発酵を防ぐため、フルーツがシロップに浸るように毎日瓶を揺する。

5、1週間から10日ほど毎日揺すって、フルーツからしっかり水分が抜けたらできあがり。

▶point
・果実エキスがゆっくり溶け出す氷砂糖がおすすめ。
・氷砂糖が溶けやすい、底が丸い瓶がシロップ作りには◎。
・キウイなどは梅に比べて水分が早く出るので、できあがるのも早い。
・発酵を防ぐため冷暗所で瓶を保管する。

キウイ 2日目
イチゴ 4日目
イチゴ 15日目
イチゴ 15日目

少しずつフルーツシロップが変化していく様子を見ているのも楽しみのひとつ。
できあがったシロップを炭酸水で割ったり、かき氷やパンケーキにかけたりするだけで「いつものおやつ」がグレードアップ!
夏に向けて大活躍するフルーツシロップ、ぜひ作ってみてくださいね。

長期保管したい方は…

できあがったシロップとフルーツを分け、シロップを鍋に。弱火で沸騰させないように15分ほど加熱して火を通し(アクがでるようなら、こまめにすくう)、自然に冷まして消毒済保存容器に入れなおして保管。
※開封のたびに雑菌が入る可能性があり保存料も入っていないので、加熱した場合もなるべく早く使い切ってください。

取り出したフルーツをジャムにするのもおすすめ。しわしわのフルーツと同量の砂糖を鍋に入れ、フルーツがひたる程度の水を加えて加熱します。実をヘラなどでつぶしながらコトコト煮詰めていくと、フルーツの風味がしっかりしたおいしいジャムが手軽にできます。

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