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Makeup lesson_56

鮮やかワンピを引き立てる夏メイク、
押さえておきたい3つのポイント

2021.06.10

鮮やかなオレンジが目を引く「UNTITLED」のロングワンピース。普段からキレイ目な色のワンピをよく着るというメイクアップアーティストの兵藤小百合さんに、ファッションと合わせたメイクを教えていただきます。
「鮮やかな色に負けない調和のとれたメイクを提案したいですね。今回はキラキラのグリッター入りのリキッドアイシャドウがおすすめ。上まぶたは肌なじみの良いブラウンで。さらにアイライナーとマスカラはブラックを選んでメリハリのある目元に」。早速、教えていただきましょう。

PROFILE

お話を聞いたのは・・・
メイクアップアーティスト
兵藤小百合さん

広告・映像など「美」に対する仕事に幅広く携わるメイクアップアーティスト。登録者約16万人のYouTubeチャンネル「大人のキレイになるメイク」はプロ視点でメイクのHowtoをわかりやすく指南している。ラジオパーソナリティを務めた経験もあり、メイクアップショーやイベントへの出演等の活動を積極的に行う。

Q:兵藤さんの普段のメイクは?

「赤や青、紫など原色のはっきりとした色の服が好きで今日のようなオレンジのワンピも大好き(笑)。お洋服の色がはっきりしているので、メイクはチークやリップで血色感をプラスして肌色が悪く見えないように心掛けています」。

Q:今回のメイクのポイントを教えてください。

「夏の日差しを跳ね返すようなキラキラしたメイクがおすすめ。ラメ・ツヤ・グロスっぽい質感を上手に取り入れて、みずみずしさを演出したいですね。シュウ ウエムラでも人気の『アイ フォイル』が待望のリニューアルをして登場します。発色の良さはそのままに、グリッターが光を反射してより印象的な目元に。ピタッと肌に密着し、つけたての仕上がりがずっと続くので、これからの季節は重宝しそうです。
NARSの限定チークパレットやSUQQUのリクイドリップは持っているだけで気分が上がります。どの色を組み合わせても自然な血色感が出せそう。マスクからのぞくヘルシーな肌が叶います」。

グリッターのきらめきで
立体感のある印象的な目元に

キラキラした華やかさを出すにはパールやラメが入ったアイシャドウを選ぶのがおすすめです。今回はシュウ ウエムラのグロスミンク(ブラウン)とシャンパン ゴールドを選びました」(兵藤さん)。

①上まぶた2/3にグロスミンクを。「目尻のキワ部分をさらに重ねづけすると、深みのある目元に」。
②さらに下の目尻1/3にも同色をのせて。「上まぶたとなじむように下まぶたにも。ただし、全部を囲わずに目尻側のみに塗りましょう。肌へピタッと密着するのでヨレたり、崩れたりする心配もありません」。

③涙袋にシャンパン ゴールドを。「目頭から目尻にそってラインを描くようにのせていきます。よりキラキラ感が増して夏っぽさを演出できます」。
④アイライナーとマスカラはブラックを使用。「ラインはあえて主張せず、細めに描きます。目尻から1~2ミリ長く描くと自然な仕上がりに。マスカラは上下ともにたっぷりと塗って目元を引き締めます」。

チーク&リップはカラーを合わせて
「頬の高い位置に血色感」がポイント

華やかなワンピースを引き立てるように、チークとリップはさり気なく血色感をプラスして。
「マスクを外す機会を考慮して、頬の高い位置を中心に目の下のキワあたりまで広範囲にのせるのが今年風。NARSの限定チークはどの色をブレンドしても肌なじみが良いのでおすすめ。今回はそれにSHIGETAのマルチバームを重ねています。チークの色味と合わせ、リップはSUQQUのリクイドリップを選びました」。

①左上にあるシマリングピーチシャンパンを大きなブラシにたっぷりとって頬の高い位置にのせて。「ハイライターな役割でチークの前に仕込むと立体感が出ます」。

②SHIGETAのブランド初となるメイクアップアイテム「パーフェクトグロウ」の01を指で重ねて。「頬の高い位置からこめかみまで広範囲につけてOK。あたたかさもありながらクールな印象にもなれるベージュはチークにもリップにも使えますね」。

③最後はみずみずしさが特徴のグロウから104をチョイス。「赤みのあるブラウンレッドとゴールドパールが絶妙で、より深みのある大人仕様の仕上がりに。直塗りした後、ティッシュオフすればマスク移りも気になりません」。

  • photo/Yoshimi Sugiki
  • text/Mayumi Hasegawa
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