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私たちには、“おしゃれ”という美しくも素敵なセルフコントロールの手段があります。
例えば、幸福感のブースターとして頼りになるのがパワフルなキレイ色。
ワンアイテム投入するだけで、心がパッと明るくなりますし、新しいメイクや髪型にも前向きになれます。
気持ちを切り替える意味でも、何かを変えたいこの夏—。
そのきっかけとなる「おしゃれの具体例」を参考に、上品なイメージチェンジを成功させましょう。
A.
ブラックやネイビーといった
ベーシックカラーしか着なかった
私でも、今シーズンは
キレイ色に惹かれています。
トップス、ボトムスのどちらでも、
お好みでよいのですが、おすすめ
したいのは「50%の法則」。
キレイ色50%、定番色50%なら、
着慣れない色も安心して
試せますし、キレイ色が
目立つので効果的です。
おすすめの色と着こなしの
実例を3つ、ご紹介します。
ライトグリーンのオーガニックコットンニットは、
凹凸感のある編地が繊細で個性的。
ゆったりあいたVネックと旬なパフスリーブが、
今どきの女性らしさを表現してくれます。
50%はステディな色やアイテムにしたいので、
ウエストゴムのストレッチパンツと
フラットシューズはグレーにしました。
明るいトーンなので重たく見えず、
爽やかさをキープできます。
甘めニットとハンサムなパンツの
ハーフ&ハーフなMIXコーデ。
お仕事なら、引き締め色の大きめバッグで
キリッとしたイメージに仕上げて。
ウエストゴムの楽ちんさときれいな
シルエットが好評の名品パンツ。
ほどよい甘さで大人を魅力的に見せる
ライトパープルをピックアップしました。
華やかに明るく着こなしたい時は、
ライトグレーやシルバーを。
着流しタイプのロングカーディガンが
縦ラインを強調し、両サイドを引き締めるので
すらりと着やせ見えします。
縦線を意識させるロングペンダントも効果的。
首元が寂しいなと思ったら、
スカーフを巻いてもよいでしょう。
対角線に折ったカウボーイ結びがおすすめです。
A.
さまざまなキレイ色に目移り
しますが、もっともなじみ深いのは
ブルー系でしょうか。鮮やかで
強いブルーもトレンドですが、
サックスからネイビーにかけての
トーンが大人にはおすすめ。
コンサバな色も
グラデーション配色にすると、
ぐっと華やかで今っぽさが出ます。
また、着慣れないキレイ色ほど、
上下で揃えましょう。
色に慣れ親しむスピードが
速くなりますし、
バラしての着回しも簡単です。
サックスのシャツとライトブルーのパンツで、
ブルーのグラデーションに。
パンツは色違いのサックスもありますが、
少し引き締め効果を期待してこの色に。
前裾のスリットもおしゃれでカッコよく決まります。
袖口はダブルカフス、後裾が長くなったシャツは、
前だけをタックインしても。
必ず鏡の前でバランスを試行錯誤しましょう。
いちばん身近で頼りになるスタイリストは、
目の前にある「鏡」です。
スタンダードなパールネックレス、
メタルのバングルで着こなしを盛り上げます。
差し色にキレイ色の小さめバッグを。
アクセントになって、ブルーの爽やかさが引き立ちます。
A.
黒・白・ネイビーなどの
スーパーベーシックカラーは、
コントラストをつけるより、
ニュアンス配色がおすすめです。
それだけで新しさや繊細さを
感じる上品な着こなしに。
ちょうどデニム素材も
トレンドとして浮上しているので、
ネイビーの延長線上に
インディゴも含むと、
さらに着こなしの幅が広がります。
パキッとした色やコントラストの強い
はっきりした配色は、着こなすのにパワーが必要。
昔は白×黒がカッコよく決まった人も、
今シーズンはナチュラル×黒の
ニュアンス配色で優しくまとめてみましょう。
部分的なレース編みや袖のボタンが素敵なニットは、
前中心の編地のおかげですっきり見えます。
打ち合わせや食事の時に繊細なディテールが
目に留まり、“ただ者じゃない感”も。
パンツは共ベルト付きのワイドシルエットがエレガントです。
配色がシンプルなので、小物のトレンド感はとても重要。
バイカラーのバッグ、ノーズが長めのローファーは、
セットで持っているとスタイルがまとまりやすいし、
大抵のシーンで活躍してくれると思います。
高機能素材の“Tブラウス”は、袖コンシャスな
デザインとゆるいシルエットが涼しいアイテム。
ソフトなはき心地のライトデニムのセーラーパンツで、
サマーダークカラーを夏らしいカジュアルに。
トップスを全部イン、全部アウトにすると、
どこかが強調されて大きな印象に。
せっかく可愛いパンツなのでボタンディテールが
見えるよう、前裾だけをハーフインに。
キラッと光るビーズのネックレスや
ショルダーバッグといった小物にブルーを繰り返して、
爽やかなアクセントに。コンフォートなサンダルを
セレクトしましたが、もちろんスニーカーも素敵です。