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23.07.28

みんなの台所

簡単!美味しい!栄養も摂れる!
サバ缶の南蛮漬け

刺しゅう作家として活動しながら、調理の仕事もしている伊藤通洋さん。もともと料理が好きで、子どものころから母と一緒に台所に立つことが多かった。

「母が作る茶碗蒸しが好きで、隣で見ながら一緒に作っていました。はじめは母の真似をしたり、レシピを教えてもらったりして。最近ではSNSでいろいろなかたが料理の写真をアップされているので、それを見て〝この組み合わせ美味しそう〟と思ったらアレンジして、自分が食べたいものを作ってみるようにしています」そのときの気力や体力にもよるけれど、料理が気分転換になることが多いという伊藤さん。甘いものが好きな伊藤さんにとって、特にお菓子作りは〝喜びの自給自足〟だと言う。

「食べることが好きなんです。少し手の込んだものを作るときはもちろん大変だけど、好きなものを思う存分食べられるのは、やっぱり幸せですよね。正直、面倒なときはあるけれど、そういうときは外食や惣菜で済ますこともあります。無理はしません」

今回教えてもらった〝サバ缶の南蛮漬け〟も、決して無理はしないご自愛レシピ。「健康のことを考えて青魚を食べたくても、煮たり焼いたりは手間がかかります。僕の家のようにグリルがない家庭もあるかもしれません。そんなときはサバ缶を活用。たくさん野菜も摂れるし、暑くなってきて、さっぱりしたものを欲するときに特におすすめ。野菜の甘酢漬けは、軽く水気を切ってパクチーと一緒にパンにのせても、バインミー風でおいしそうですね」

暑いし人それぞれいろいろあるし、ヘトヘトな毎日だけど、そんな時こそ喜びの自給自足のために、ぜひ作ってみてほしい。

サバ缶の南蛮漬け

◎材料

サバの水煮缶 1缶 (200g)
玉ねぎ 1/4〜1/2 (80g)
人参 1/2〜1本 (150g)
ピーマン 1個

▼合わせ調味料
サバの水煮缶の汁 60g
(少なかったら水を足す)
醤油 大さじ1
砂糖 大さじ1
酢 大さじ2
生姜 1/2片
鷹の爪 1本

◎作り方

1.タマネギを千切り、ピーマンは細切りにする。
2.人参をスライサーでスライスする。
3.ボウルにタマネギ、ピーマン、人参の順番に入れる。

4.合わせ調味料を鍋に入れ、ひと煮立ちさせる。

5. 4を3のボウルに入れ、まんべんなく混ぜ合わせ、10〜15分程度、余熱で味が馴染むのを待つ。

6.サバを皿に載せ、その上から5を汁ごとたっぷりと盛る。

※常備しておいても便利。
※ディルを散らしても香り豊かになり美味しくなります。

今回使用した道具はこちら

SELECT100せん切り器

「包丁での千切りは好きなのですが、以前パパイヤを買ったタイミングでスライサーを購入して使ってみたら、とても楽なことがわかりました。今回使用したSELECT100のせん切り器は早いし、スムーズだし、ふわっと仕上がる。ついついスライスしすぎてしまうくらいです。ハンディタイプだと手にあたってしまうこともあるけれど、その点これは安全面でも安心できますね」

Photo:太田太朗
Interview / text:松本昇子

伊藤通洋(いとう・みちひろ)さん

イトアソビ作家として、エプロンを製作したり、刺しゅうのオーダーを受ける。着用しているエプロンも、自身の作品。
https://www.instagram.com/michihiro.itou/?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ%3D%3D

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