

「授業参観や保護者会って、どんな服装で行けばいいの?」と悩んでいませんか?子どもの学校行事にふさわしい服装を選びたいものの、TPOに合わせて服装を選ぶのは難しいですよね。
そこでこの記事では、授業参観・保護者会で浮かない、30代・40代・50代の母親&父親向け好印象コーディネートとおすすめアイテムをご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
1.授業参観の服装に迷ったら「ビジネスカジュアル寄りのコーディネート」が安心
授業参観や保護者会では、「清潔感」や「きちんと感」を重視しましょう。セットアップやワンピース、ベーシックカラーのアイテムなど、上品で好印象を与えるコーディネートを選ぶと失敗しません。
一方で、ラフすぎるデニムや派手なカラー、露出の多い服など、カジュアルすぎる服装は、周囲から浮いてしまう恐れがあります。スーツほど堅くなく、カジュアルすぎない「ちょうどいい」スタイルだと、悪目立ちすることなく安心です。
こちらでは授業参観の服装について、意識すべきポイントを紹介します。
入学式や卒業式とは違う?授業参観スタイルの位置づけ
授業参観は入学式や卒業式とは目的や行事の重みが違うため、基本的には正装・スーツでなくても問題ありません。セレモニー感が強すぎる装いよりも、日常の延長線上にある、きれいめのスタイルが適しています。
ただし、他の保護者とのバランスも考慮する必要があります。保護者の服装は「学校のカラー」や「地域性」にも影響されるからです。例えば、比較的フォーマルな装いの保護者が多い学校、親しみやすいカジュアル寄りのスタイルが主流の学校など様々です。
そのため、初回の授業参観は少しきちんとした服装で参加し、周囲の雰囲気を把握してから次回以降の服装を調整するのが賢明でしょう。
学校の雰囲気に合わせるには?小学校・中学校の違い
小学校と中学校では、授業参観に適した服装に微妙な違いがあります。学校の雰囲気や子どもの年齢に合わせて、コーディネートを選ぶことが大切です。
【小学校の場合】

小学校の授業参観は、カジュアル寄りのきれいめスタイルでも違和感が出にくい環境です。ジャケット×パンツのセットアップやワンピースコーデなど、ほどよいきちんと感のある装いが適しています。
【中学校の場合】

中学校では「きちんと感」「落ち着き」がより重視される傾向があります。思春期の子どもからは「親が派手だと目立って嫌」といった声もあるため、控えめで品のある装いを心がけましょう。
スーツスタイルやネイビー・ブラックなどのベーシックカラーを選ぶと安心です。
2. 夏・冬対応!授業参観おすすめコーデ&アイテム夏・冬対応!授業参観おすすめコーデ&アイテム
授業参観は春夏秋冬どの季節にも行われるため、「季節感」と「きちんと感」を両立する工夫が必要です。季節に応じて「素材・色・アイテム選び」を変えるだけで、好印象と快適さを両立できます。
また、授業参観では「長時間の着席」「屋内外の移動」など、実用性も考慮したコーディネートが重要です。見た目だけでなく、動きやすさや温度調節のしやすさも意識。
こちらでは、季節別のおすすめコーデやアイテムをご紹介します。
【夏編】汗ばむ季節でも「涼しげ&清潔感」をキープ

夏の授業参観では、暑さ対策をしながらも、きちんと感を保つことがポイントです。通気性の良いリネン混・コットン素材、速乾性のあるポリエステル素材などを選ぶと快適に過ごせます。
涼しくきれいめに見せるには、五分袖・七分袖のブラウスや軽めのセットアップがおすすめ。袖があることで上品さが格段にアップし、冷房の効いた教室でも体が冷えすぎません。
色選びでは、白・ベージュ・ライトグレーなど涼感を与えるカラーが効果的です。以下のアイテムを組み合わせて、涼しげなコーディネートを作りましょう。
また、冷房対策として、薄手のストールやカーディガンを持っておくのもおすすめです。
【母親向け】授業参観・保護者会におすすめのトップス
【母親向け】授業参観・保護者会におすすめのカーディガン
【母親向け】授業参観・保護者会におすすめのストール
【夏コーデの注意点】
汗染みが目立たない色・素材を選び、インナーの透け防止も忘れずに対策しましょう。白いブラウスには、ベージュ系のインナーを着用します。加えて、脇汗パッドなどを活用すると汗対策にもなります。
【冬編】重ね着でも「きちんとして見える」バランスを!
冬の授業参観では、防寒性ときちんと感を両立させることが課題です。ウール・ツイード・フランネルなど、ほどよい厚みのあるきれいめ素材を選ぶと、温かさと上品さを同時に演出できます。
重ね着のコツは、シルエットをスッキリと保つことです。オーバーサイズになりすぎないアウターを選び、きちんと感をキープしましょう。
【冬におすすめのコーデとアイテム】
ノーカラーコート×ワンピース、ニット×スカートの上品なレイヤードスタイルなどが効果的です。また、ネイビー・グレー・ボルドーなど、落ち着きと温かみのある色味を選ぶと、季節にふさわしい印象になります。
加えて、上質感のあるストールやバッグ、小物やローヒールブーツなどを活用することで、重くなりがちな冬コーデに軽やかな印象が生まれます。
【冬コーデの注意点】
脱ぎ着のしやすさや室内での着席時の快適さも意識し、重ね着しすぎないよう注意が必要です。
また、コートは教室に入る前に脱ぐため、脱いだ状態でもきちんと見えるコーディネートを心がけましょう。
3. 体型・年代に合わせた「これ着れば安心」母親コーデ
「体型が気になる」「若作りに見えたくない」「地味すぎも嫌」など、30代・40代・50代の母親が抱える悩みはさまざまです。年齢を重ねた女性には、品格のあるエレガンスを取り入れたスタイルが適しています。
こちらでは、体型別&年代別に「安心して着られる」スタイルをご紹介します。自分の体型や年代に合ったコーディネートを見つけて、自信を持って授業参観に参加しましょう。
ぽっちゃり体型カバーにはセットアップ&ワンピース

ぽっちゃり体型の方は、腰回り・二の腕をカバーできるデザインや素材を選ぶことで、スタイルアップ効果が期待できます。縦のラインを強調し、全体的にスッキリとした印象を作ることがコツです。
体のラインを拾わないAラインのワンピースにカーディガンを足して、きれいめかつスタイルアップを実現したコーディネートです。

落ち感のある素材(ジョーゼット・レーヨン混)とダークカラーを組み合わせて、スッキリとした印象に見せるコーディネートです。
【大きいサイズ】授業参観・保護者会におすすめのアイテム
40代・50代母親には信頼感のある「こなれ感」コーデ
40代・50代の母親には、落ち着いた色味を採用し、大人の女性らしい上品さを演出することがおすすめです。アクセサリーやヘアスタイルも含めて、トータルでコーディネートを考えましょう。
4. ただのスーツじゃない、父親の今どき参観スタイル
「スーツだと堅すぎる?」「普段着だとラフすぎ?」と迷っている父親も多いのではないでしょうか?父親の授業参観スタイルは、セミフォーマル&スマートカジュアルなコーディネートがおすすめです。
ベージュ・ネイビー・グレーなどの無難な色合いを選び、シワのないシャツと清潔感のある靴を合わせることが好印象の鍵。こちらでは、父親の参観日スタイルについて解説します。
【父親向け】授業参観・保護者会におすすめのアイテム
ネクタイあり?なし?迷わないシャツとパンツの選び方
授業参観でのネクタイは、あり・なしどちらでも問題ありません。ただし、「襟付きシャツ」は必須です。コーディネートの印象は、ネクタイの有無によって調整できます。
【ネクタイありの場合】

ノーネクタイだと物足りなく感じる方や、ややフォーマル寄りの校風の学校では、ネクタイありのスタイルがおすすめです。グレースーツ×ネイビータイなど、定番カラーの落ち着いた組み合わせを選ぶと安心できます。
【父親向け】授業参観・保護者会におすすめのスーツ
【父親向け】授業参観・保護者会におすすめのネクタイ
パンツはセンタープレス入りを選ぶと脚長効果があり、きちんとした印象になります。スラックス風のジョガーパンツなら動きやすさも両立できるため、長時間の授業参観でも快適に過ごせるでしょう。/p>
季節別・父親向け参観スタイル
夏と冬、それぞれの季節に適したコーディネートのポイントを押さえておきましょう。
【夏の参観日コーデ】

夏の参観日では、コットン・麻など通気性のある軽素材のシャツやポロシャツとスラックスの組み合わせが基本。暑い季節でも清潔感を保ちながら、きちんとした印象を与えられるスタイルです。
ジャケットなしでも、襟元で「きちんと感」をしっかりと見せましょう。またジャケットがないため、インナーでの汗対策は必須です。
【父親向け】授業参観・保護者会におすすめのポロシャツ
【父親向け】授業参観・保護者会におすすめのスラックス
【冬の参観日コーデ】
冬の授業参観では、ウール混ジャケット+ハイゲージニット+スラックスの組み合わせなどで、防寒性を保ちながら、スマートで上品な印象を演出しましょう。暗色でまとめる場合は、靴や時計で抜け感を出すと重い印象になりません。
アウターは、チェスターコートまたはステンカラーコートで上品にまとめると好印象です。ダウンジャケットはボリュームがあるタイプだとカジュアルな印象になるので、薄手やフード無しなどスマートに見えるデザインを選びましょう。学校のカラーによっては、避けたほうが良い場合もあるので、TPOを見極めて選びましょう。
今回紹介したアイテムを活用して、TPOに合う、素敵なコーディネートを考えてみてくださいね。